フィギュアスケート

インカレフィギュア、女子SPは明治大の住吉りをんが首位、中京大の河辺愛菜が2位

女子7・8級で首位発進した明治大学・住吉りをん(すべて撮影・浅野有美)

第97回日本学生氷上選手権大会 女子7・8級SP

1月6日@小瀬スポーツ公園アイスアリーナ

1位 住吉りをん(明治大学)  64.40点
2位 河辺愛菜(中京大学)   63.67点
3位 三宅咲綺(岡山理科大学) 62.89点
4位 松生理乃(中京大学)   62.48 点
5位 江川マリア(明治大学)  60.91点
6位 吉田陽菜(同志社大学)  60.56点
7位 山下真瑚(中京大学)   58.52点
8位 渡辺倫果(法政大学)   55.32点

フィギュアスケートの日本学生氷上選手権大会(全日本インカレ)が山梨県甲府市の小瀬スポーツ公園アイスアリーナで開かれている。1月6日は女子7・8級ショートプログラム(SP)があり、明治大学3年の住吉りをん(オリエンタルバイオ/明治大学)が64.40点で首位発進した。2位に中京大学2年の河辺愛菜、3位に岡山理科大学4年の三宅咲綺が入った。女子フリーは7日14時40分から行われる。

住吉りをん「気持ちよく滑ることができた」

住吉は冒頭のダブルアクセル(2回転半)ジャンプをきれいに決めると、続く3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプも加点をもらった。「すごく楽しい雰囲気の中で気持ちよく滑ることができたんですけど、最後のジャンプだけ気持ちが空回りしてしまった。フリーでは最後まで集中したい」

年末年始は淡路島と徳島に家族旅行にでかけた。鳴門海峡の「うずしおクルーズ」を体験したり、大塚国際美術館を訪れたりしてリフレッシュした。まずは全日本選手権前に発症した腰痛の回復に努める。今月中旬に出場予定のFISU冬季ワールドユニバーシティゲームズ(イタリア)に向けて、「一つひとつ丁寧にやりつつ勢いよく、というのを目指していきたい」と意気込んだ。

河辺はダブルアクセルや単独の3回転フリップを確実に決めた。「悔しいところもあるんですけど、大きなミスなくまとめられて良かった。中京大学の代表として選んでいただいたからには優勝したいです」。年末の全日本選手権ではフリーで好演技を披露した。「フリーは『出し切れた』と思える演技が久しぶりにできて自信になった。この試合でも『出し切れた』と思えるぐらい滑りたい」と話した。

中京大学・河辺愛菜
インカレフィギュア、女子は明治大学の住吉りをんが優勝、岡山理科大学の三宅咲綺2位

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