フィギュアスケート

【写真】鍵山優真、オリンピックへ「一つひとつ大事に」横浜でプリンスアイスワールド

プリンスアイスワールドに出演している中京大学の鍵山優真(すべて撮影・浅野有美)

40年以上の歴史があるアイスショー「プリンスアイスワールド2025-2026 PIW THE MUSICAL ~The Best of BROADWAY~横浜公演」が4月26日、横浜市のKOSÉ新横浜スケートセンターで始まった。2022年北京オリンピックの男子と団体で銀メダルを獲得した鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大学)らがゲスト出演し、会場を盛り上げた。

友野一希は新プログラムお披露目

今シーズンの公演は「フィギュアスケート×ミュージカル」の集大成。ブロードウェイ黄金時代の名曲を中心にそろえた第一章(2023-2024)と、ロックの人気ナンバーを集めた第二章(2024-2025)の公演の中からえりすぐりのナンバー、そして新ナンバーを入れた豪華なラインアップになった。

ミラノ・コルティナダンペッツォ・オリンピックまで約10カ月。オリンピック2大会連続のメダル獲得が期待される鍵山は、「オリンピックだけではなくて、それ以外の試合もすごく大事。一つひとつの試合がオリンピックにつながっていくと思うので、一つひとつの過程を大事にしながら、自分の持っている目標に向けて突き進んでいきたいです」と意気込んだ。

2022年四大陸選手権2位の友野一希(第一住建グループ)は新しいショートプログラム(SP)「That's It(I'm Crazy)」を初披露した。シェイリーン・ボーン氏の振り付けで、片手側転を組み込んだ演技は観客の目を引いた。「日本人スケーターの中で、このSPで一番存在感を出せるようなプログラム作りをしたいなと考えていました。側転はもう少しきれいにできたらと思うので、公演を通して成長していきたいです」と語った。

公演は4月27、29、30日にも行われる。26日午前に行われた初回公演の様子を写真で紹介する。

ポーズを決めてアイスショーをアピール

■4月26日午前の公演で選手が滑ったプログラム(出演順、曲名の表記は主催者発表による)

中田璃士「Take Me To Church」
樋口新葉「ドリームガールズ」
友野一希「That's It(I'm Crazy)」
鍵山優真「Skydance」

【動画】PIWで友野一希が片手側転の新プロ披露、鍵山優真は今季締め演技

4月29日午前公演

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