日米大学野球に挑む大学代表26選手 "ノーヒッター"伊藤樹、"三冠王"山形球道ら

第45回日米大学野球選手権大会(7月8日~13日)に出場する「侍ジャパン」大学代表のメンバーが発表され、現在は直前合宿を張り、オープン戦を行っている。慶應義塾大学の堀井哲也監督が率い、主将を務めるのは法政大学の松下歩叶(4年、桐蔭学園)。6月の全日本大学野球選手権で活躍した選手たちも、代表入りを果たした。大会に挑む26選手は以下の通り。
投手 全日本の決勝で完投の櫻井頼之介ら10人
投手陣は10人。今春の東京六大学リーグ戦でノーヒットノーランを達成した早稲田大学の伊藤樹(4年、仙台育英)や全日本大学野球選手権決勝で完投勝利を挙げた東北福祉大学の櫻井頼之介(4年、聖カタリナ学園)らが選ばれた。亜細亜大学の山城京平(4年、興南)は150キロ台の速球を誇る左腕。

伊藤樹(早稲田大4年、仙台育英)
山城京平(亜細亜大4年、興南)
齊藤汰直(亜細亜大4年、武庫荘総合)
中西聖輝(青山学院大4年、智弁和歌山)
櫻井頼之介(東北福祉大4年、聖カタリナ学園)
毛利海大(明治大4年、福岡大大濠)
佐藤幻瑛(仙台大3年、柏木農業)
鈴木泰成(青山学院大3年、東海大菅生)
宮城誇南(早稲田大3年、浦和学院)
有馬伽久(立命館大3年、愛工大名電)
捕手 小島大河はリーグ戦終盤、一塁手として出場
明治大学の小島大河(4年、東海大相模)はリーグ戦中に骨折が判明し、終盤は一塁手として復帰した。バッティングもいいだけに、代表での起用法も注目される。青山学院大学の渡部海(3年、智弁和歌山)は高校時代、中西聖輝(4年、智弁和歌山)とともに夏の甲子園で優勝。高校時代もU-18代表に選ばれ、ワールドカップを戦った。
小島大河(明治大4年、東海大相模)
渡部海(青山学院大3年、智弁和歌山)
前嶋藍(亜細亜大3年、横浜隼人)

野手 立石正広や大塚瑠晏ら、ドラフト候補も
6月の全日本大学野球選手権で4強に入った東海大学の主将・大塚瑠晏(4年、東海大相模)や昨秋の明治神宮大会準優勝の創価大学・立石正広(4年、高川学園)ら、今秋のドラフト候補としても注目を浴びる選手たちが選出された。立教大学の山形球道(4年、興南)は今秋の東京六大学リーグ戦で戦後18人目となる「三冠王」に輝いた。
繁永晟(中央大4年、大阪桐蔭)※副将
立石正広(創価大4年、高川学園)
勝田成(近畿大4年、関大北陽)
小田康一郎(青山学院大4年、中京)
谷端将伍(日本大4年、星稜)
大塚瑠晏(東海大4年、東海大相模)
松下歩叶(法政大4年、桐蔭学園)※主将
緒方漣(國學院大2年、横浜)
山形球道(立教大4年、興南)
杉山諒(愛知学院大4年、愛産大三河)
平川蓮(仙台大4年、札幌国際情報)
秋山俊(中京大4年、仙台育英)
榊原七斗(明治大3年、報徳学園)

大学代表は7月8、9日に「エスコンフィールドHOKKAIDO」で、11、12日は「HARD OFF ECOスタジアム新潟」、13日は「明治神宮野球場」でアメリカ代表と対戦。8月31日には「沖縄セルラースタジアム那覇」で高校日本代表と壮行試合を行う。
