6月28日、日本財団で贈呈式が行われた
B.LEAGUEは6月28日、新型コロナウイルス感染症の状況下で奮闘している医療従事者への支援を目的としたクラウドファンディングで募った支援金200万円を、公益財団法人日本財団の「新型コロナウイルス緊急支援募金」に寄付した。同日、島田慎二チェアマンが日本財団の笹川陽平会長を訪問し、寄付金を贈呈したことを報告した。
460人の支援者から421万3000円
このクラウドファンディングにはアディダスジャパン株式会社が協力。今年1月にコロナの影響で中止となった「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO」で選手が着用予定であったユニホームやジャージ、来場者向けのプレゼントなどを返礼品(リターン)として用意した。クラウドファンディングは3月19日~4月30日にかけて実施し、460人の支援者から421万3000円もの支援金が集まった。これらの支援金から商品原価、送料、手数料などを引いた200万円が「新型コロナウイルス緊急支援募金」への寄付金に充てられた。
6月28日に行われた贈呈式の中で、笹川会長は「B.LEAGUEからはこの5年間で総額約2000万円の寄付をいただき大変感謝している。B.LEAGUEは各地で盛り上がっていることはよく耳にします。引き続きスポーツの力で元気を与えてほしい」とコメント。島田チェアマンは「1月に開催予定であったB.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITOは中止となりましたが、アディダスジャパンさま協力のもと、クラウドファンディングを実施し、たくさんの方々から支援をいただくことができ、新型コロナウイルス対策支援として医療従事者の方へ日本財団さんを通して寄付できることをうれしく思います。これからもB.LEAGUEは社会貢献活動を引き続き行っていきたいと思います」と返した。