「B.LEAGUE 2023-24 SEASON Injury Report」より
B.LEAGUEは、B.LEAGUE SCS推進チーム(以下「SCS推進チーム」)の体制拡張、B.LEAGUE 2023-24 SEASON Injury Report(以下「レポート」)の公開について発表した。
2023-24シーズンに、命を守る(Safety)、選手稼働の最大化(Condition)、パフォーマンスの向上(Strength)を目的とし、整形外科や脳神経外科等の専門家を体制化したSCS推進チームを発足し、始動した。すでに外傷・障害レポートの実施や、メンタルヘルスケアの統一的な取り組み、安全体制の構築などを進めているが、さらに選手の稼働を最大化させること、そして、各チームの取り組みへの積極的な展開を目的に、アスレティックトレーナーおよびGMの領域において体制を拡張した。
また、レポートはSCS推進チームにて監修し、B1B2全38クラブにてシーズン中に発生した外傷・障害について、クラブから報告された情報をもとに集計・検証。アスレティックトレーナーやコーチがクラブ横断で協働し、集めた外傷・障害情報をSCS推進チームにて分析し、予防のための対策を立て、その知見を各クラブにフィードバックするサイクルをすでに構築しており、これらの取り組みを通して選手稼働の最大化へ努めていく。
B.LEAGUE SCS推進チーム概要
※SCSとは、命を守る(Safety)、選手稼働の最大化(Condition)、パフォーマンスの向上(Strength)の頭文字で表記したもの。
・ 協賛 :株式会社ユーフォリア
・ 取組期間:2024年7月1日~2025年6月30日(以降継続的な活動を予定)
・ 活動理念:① 命を守る ② 選手稼働の最大化 ③パフォーマンス向上
・ メンバー:以下のとおり(順不同)
・ 公開資料:B.LEAGUE 2023-24 SEASON Injury Report
アスレティックトレーナー※追加…森田憲吾 広島ドラゴンフライズヘッドトレーナー
GM※追加 …岡崎修司 広島ドラゴンフライズGM
整形外科 …金勝乾 順天堂大学医学部付属練馬病院、整形外科・スポーツ診療科診療科長
脳神経外科…中山晴雄 東邦大学医療センター大橋病院、脳神経外科/院内感染対策室副室長
内科 …小松孝行 順天堂大学医学部スポーツ医学研究室准教授
感染症 …中山晴雄 東邦大学医療センター大橋病院、脳神経外科/院内感染対策室副室長
メンタル …伊豫雅臣 国際医療福祉大学大学院副大学院長/精神医療統括教授
アスレティックトレーナー…吉岡 淳平 三菱電機コアラーズパフォーマンスディレクター
ストレングス&コンディショニング…吉田修久 千葉ジェッツスポーツパフォーマンスディレクター
スポーツセーフティー…佐保豊 NPO法人スポーツセーフティージャパン 代表理事
トータルコンディショニング…酒井リズ智子 トータル・コンディショニング・コーディネーター
食品栄養 …大塚製薬株式会社
外傷障害調査研究…株式会社ユーフォリア