12月5日にあったパートナーシップ調印式©︎B.LEAGUE
B.LEAGUEは、インドネシアバスケットボールリーグ(IBL)とのパートナーシップを締結し、今月、調印式を行った。他国のリーグとのパートナーシップ締結は、韓国バスケットボールリーグ(KBL)に続き2件目となる。
パートナーシップに基づき、トップレベルやユースレベル選手育成で協力を行うほか、互いのリーグ・クラブ経営の強化、その他のビジネス面でも協力を行う。今回の締結期間は今月から2026年6月末までの2年7カ月。
■パートナーシップ概要
下記3 項目を柱に協力
(1)リーグ経営とクラブ経営の強化
(2)トップレベル・ユースレベルのアジアの選手の育成
(3)日本・インドネシアの交流を通じた相互のビジネスエコシステムの発展
「競技、ビジネス両面の発展目指す」
■B.LEAGUE チェアマン 島田慎二氏
このたび、B.LEAGUEはIBLと新たにパートナーシップを締結することになりました。
IBLは現在リーグ改革の最中にあり、今後大きく発展を遂げようとしています。その過程において、B.LEAGUEが開幕から8年間培ってきた経験がお役に立つことがあればとても嬉しく思います。
選手育成の分野においては、アジア特別枠を活用したトップ選手の交流はもちろん、ユース世代においても交流を深めて両国のバスケットボールの強化、発展に繋げていきます。
今回のパートナーシップは競技面のみならず、ビジネス面の発展を目指しているという点で画期的なものと考えております。両リーグのクラブオーナーの方々やスポンサーの方々はじめステークホルダーの皆様を巻き込んで相互のビジネスエコシステムを発展させていきたいと考えています。
今回のインドネシア訪問でお会いしたミラディアルシャ CEOをはじめとするリーグの方々、チームオーナーの方々は、インドネシアのバスケットボールの競技面、事業面双方での成長に向けて大変な熱意にあふれていました。こうした皆さんとご一緒できることを光栄に感じながら、より一層協力して日本、インドネシア両国とアジアにおけるバスケットボールの発展に向けて取り組んでまいります。
■IBL CEO ジュナス・ミラディアルシャ氏
B.LEAGUEの経験から、我々はB.LEAGUEのリーグ運営におけるプロフェッショナリズムと、正しいビジネスモデルで業界を発展させることの重要性を信じています。また、B.LEAGUEは各クラブのファンベースと収益の可能性を構築する手助けをすることに成功しています。この知識が、将来的にIBLのプロフェッショナリズムを向上させることを期待しています。
私たちは、インドネシアにおけるバスケットボール運営におけるIBLの可能性を強く信じています。急成長しているB.LEAGUEと協力できることを光栄に思います。来シーズン、IBLはファンの熱狂を高めることができる新しいフォーマット(ホーム&アウェー)を実施します。来シーズン、IBLはファンの熱狂を高めることができると信じています。