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JBAと沖縄県は「沖縄県のスポーツ振興に関する連携協定」を締結した ©JBA

W杯のレガシーを継承へ JBAと沖縄県が「沖縄県のスポーツ振興に関する連携協定」

2024.06.05

日本バスケットボール協会(JBA)は、昨夏開催の「FIBA バスケットボールワールドカップ2023 沖縄グループステージ」(以下、FIBAWC) のレガシーを根付かせ、さらに今後も引き続き発展・有効活用することを目的に、沖縄県との「沖縄県のスポーツ振興に関する連携協定」を締結。5月30日に都内JBA事務局にて協定調印式を行った。

JBAは現在、ドイツバスケットボール協会、オーストラリアバスケットボール協会と協力・連携協定を結んでいるが、自治体との協力協定を結ぶのは史上初めて。今後JBAと沖縄県、そして県内各市町村や沖縄県バスケットボール協会は人的交流や国際交流の活発化、事業の運営ノウハウをはじめとする様々なレガシーの継承・発信などを行うことで、同県バスケットボール界のみならず日本全国のバスケットボール界の発展に寄与し、「バスケで日本を元気に!」の理念実現に注力する。

連携協定調印式の概要

■ 日時 :2024年5月30日 (木) 14:00~14:30
■ 開場 :JBA事務局 会議室(東京都文京区)
■ 参加者:
 沖縄県……玉城デニー(沖縄県知事)、諸見里真(文化観光スポーツ部長)、宮城直人(文化観光スポーツ部スポーツ振興課長)
 バスケットボール界……三屋裕子(日本バスケットボール協会会長)、日越延利(沖縄県バスケットボール協会会長)、渡邊信治(日本バスケットボール協会事務総長)

【沖縄県・玉城デニー知事 コメント】

「本協定の締結にあたり、JBA 三屋会長をはじめ、ご尽力いただいた皆様に心よりお礼を申し上げます。今回の連携協定により、沖縄県はスポーツアイランド沖縄形成に向けて相互に協力できることとなり、大変心強く感じています。本協定に基づき、双方の連携の下、人材育成や国際交流など、バスケットボールを通じた様々な施策を展開してまいります。同時に、日本バスケットボール協会におかれましても、他行政とのネットワーク形成につながることを期待いたしますとともに、沖縄のスポーツのさらなる振興と発展に向けて、一層のご理解とご協力をお願いいたします。この協定締結が当事者双方のさらなる発展につながることを心から祈念いたします」

【JBA・三屋裕子会長 コメント】

「昨年の FIBAWC の際には、沖縄県内の官民を挙げてのサポートをいただき、大変お世話になりました。おかげ様で大会を無事成功させることができたばかりか、各国から非常に高い評価をいただくことができました。この場をお借りして、あらためてお礼を申し上げます。また、本日は玉城デニー知事をはじめ、大変ご多忙のなかご足労をいただき、ありがとうございます。FIBAWC では、あらためてホームコートの心強さを実感することができました。あれから 1年が経とうとしていますが、沖縄ではそのレガシーが着実に根付きつつあると伺っており、うれしく思います。このたびの連携協定は沖縄県内のみならず、日本中にそのレガシーを広め、発展させていく契機となるものだと考えています。今後、沖縄県をはじめ、県内各市町村の方々とも協力し、また沖縄県のバスケットボールをまとめてくださっている沖縄県バスケットボール協会にも一層のご尽力をいただきながら、JBA として様々な施策に積極的に取り組んでいきたいと思います」