日大、来年度のアメフト公式戦に出場せず 当面はサークルの形態で
日大が、関東学生アメリカンフットボール連盟に新年度の加盟申請をしない方針を固めたことが28日、わかった。29日が申請の締め切りで、日大は2024年度の公式戦に出場しないことになる。
部員による違法薬物事件を受け、日大アメフト部は廃部となった。大学として再建する意向は示していたが、時期などは未定だった。日大関係者によると、24年度は新1、2年生を中心にサークルの形態で活動する見通しで、「新生アメフト部」の創設は25年度以降になるという。
関東学連には報告済み。今後の活動方針については3月8日の大学理事会で正式決定する。
日大アメフト部は大学日本一を決める「甲子園ボウル」で優勝21度を誇る強豪だった。しかし同部では27日までに、大麻などを所持した疑いなどで計10人が立件されていた。
=朝日新聞デジタル2024年02月29日掲載