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バスケ 青学大、天敵の東海倒して波に乗れるか

廣瀬ヘッドコーチが絶大な信頼を置くキャプテンの石井

バスケ 関東大学リーグ戦第19、20節

10月27、28日@東海大学湘南キャンパス

青山学院大vs東海大(27日)、大東文化大(28日)

ついにこの時がやってきた。現在リーグ戦4位につける青学大は、27日に首位の東海大、そして28日には2位の大東大と対戦する。

この勝負のカギを握る2人の選手がいる。一人はアグレッシブなプレーでチームを率いる主将の石井悠太(4年、豊浦)だ。廣瀬昌也ヘッドコーチは「キャプテンとして責任感が強く、自らのファイトでよく引っ張ってくれてます」と、彼に絶大な信頼を置く。石井のプレー面の魅力は、試合の流れを一気に引き寄せるディフェンス。現在、スティールランキングで1位につけている。第5節の筑波大との一戦。1点のビハインドで残り20秒。絶体絶命の状況で、石井が輝いた。スティールで抜け出し、そのままレイアップシュート。これが決まり、劇的な逆転勝利を飾った。

もう一人はチーム最多得点をあげている青学大のエース、前田悟(4年、山形南)だ。彼の持ち味はここぞの勝負強さ、そして積極的なアタックだ。チームの大黒柱として、幾度となくチームのピンチを救ってきた。

チーム最多の得点をあげているエース前田

勝負の行方はこのふたりに委ねられた。今シーズン、青学大は開幕2連敗からのスタートだったが、そこから怒涛の7連勝で盛り返した。前田は「下位チームにはしっかりと勝てたけど、上位には勝ちきれなかった」と前半戦を振り返る。東海大と大東大には、ともに1度目の対戦で負けている。石井は「東海大には5年間勝ってません。4年生にとって、東海大と対戦するのはこれが最後になるかもしれない、絶対に勝って、その勢いで大東にも勝ちたい」。因縁の対決に向け、力強く意気込んだ。

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