東北福祉大が7大会ぶり11回目の全日本大学駅伝出場！ 東北地区選考会

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第51回全日本大学駅伝(11月3日)の東北地区選考会が9月26日にあり、1位の東北福祉大が7大会ぶり11回目の本大会出場を決めた。2位の東北学院大学とはわずか18秒差だった。東北大の7大会連続出場はならなかった。松浦崇之（東北大4年､越谷北）が日本学連選抜のメンバーに選ばれた。

約2分差を逆転して全国へ

東北地区選考会には8大学（1校はオープン参加）が出場した。16kmの部と10kmの部に各大学それぞれ4人ずつが走り、合計タイムで争われた。先にあった16kmの部のトップは、日本インカレの5000mと10000mに出場した東北大の松浦崇之（4年、越谷北）だった。16kmの終了時点で東北学院大がトップに立った。

続く10kmの部では、東北福祉大の三條拓士（3年、仙台育英）をトップに5人が先頭集団を形成。三條はそのまま最初にゴールし、4位にも東北福祉大の中村舜（1年､花巻北）が入った。16kmの終了時点で東北福祉大は東北学院大に約2分の差をつけられていたが、8人の合計では東北福祉大が東北学院大を18秒上回り、鮮やかな逆転で伊勢路への切符を手にした。

少人数のチームだが総合力で勝てた

東北福祉大の駅伝キャプテン・松田健汰の話
「12人という少数のチームなので、みんなの力を引き出せた結果だと思います。16kmも走れるぐらい力のある選手を10kmに投入できて、総合力で勝てたと思います。指導してくださる和気コーチが現役時代の7年前に出場して以来なので、感慨深いです。東北から唯一出場できるので、100％の力を出して関東、関西の強い大学と少しでも競っていきたいです」