ラグビーも睡眠も「準備」が大切 トップリーグコーチ・長谷川慎さんに欠かせないもの
体を限界まで鍛え上げ、多忙な毎日を送るトップアスリートたち。ラグビーで日本を代表する選手として現役時代を駆け抜け、今はトップリーグチームのコーチとして後進の指導にあたる長谷川慎さん(48)は、自身だけでなく選手たちの健康管理を気遣っている。その長谷川さんが考える、勝てるラグビーへの向き合い方とは。そのために必要な「準備」について語った。
選手に負けず忙しい、コーチとしての毎日
「スクラム番長」の異名を持つ、ラグビーコーチの長谷川慎さん。京都の東山高校、中央大学とラグビー道をひた走り、サントリーに入社後も、数々の檜(ひのき)舞台で選手としてプレーをしてきた。2007年の現役引退後はコーチとなり、現在はラグビートップリーグ・ヤマハ発動機ジュビロのハイパフォーマンスコーチに就任している。
「ラグビーとは、センスに努力が勝つスポーツだと思います。とにかく準備するにも努力。全部やった上で、センスがある選手に勝てるスポーツなんです」
長谷川さんは、これまで一つのチームとして日本人だけではなく外国人の選手やスタッフを束ねてきた経験がある。準備の仕方やものごとの伝え方が勉強になったといい、「目指すのは、本当の意味でお互いを尊敬し合える良い関係。そういう風にみんなを引っ張っていきたい」と語る。
コーチの毎日は忙しい。長谷川さんの目覚し時計は、毎朝6時と6時1分に鳴る。朝は選手よりも早く、二度寝をすることはない。
起き抜けの有酸素トレーニングに始まり、朝食、そして今度はウェートトレーニングなどそれぞれの選手が必要とする各種トレーニングをサポート。選手全員の体力を絞り切ってから、ようやくスクラムの練習に取りかかる。選手が朝起きてからご飯を食べ、夜寝るまでを見届けるのがコーチの仕事だ。夜はその日の練習の映像を振り返りながら、次の日につなげていくという。
勝てるラグビーを追求して気づいた、睡眠の大切さ
忙しい毎日だが、睡眠時間はしっかりと確保したいという長谷川さん。睡眠にあてられるのは6時間程度だ。
「しっかりと寝られなかったらその次の日が不安になるので、寝るための『準備』をします」
現役時代はマットレスが合わないこともあり、しっかり6時間寝るためにはどうしたらいいか考えを巡らせていたとき、ヤマハ発動機ジュビロ前監督の清宮克幸さんから紹介されたのが、マニフレックスだった。
「しっかり背中も腰もサポートしてもらっています」
マニフレックスが独自に開発した特殊素材のマットレスは、背中・腰・お尻にかけての自然なカーブに沿って体全体を受け止め、支えてくれる。硬すぎず、柔らかすぎず、高反発の感触のマットレスは、世界99カ国約3500万人もの人々に愛用されている。
長谷川さんも5年以上、マニフレックスを愛用中だ。他社製品を試したこともあるが「結局戻ってくるのは、ずっと使うマニフレックス」と話す。静岡県磐田市にある自身の住まいはもちろん、東京で生活する妻と2人のお子さんにも勧めて、家族4人で気に入っているそうだ。
センスよりも、事前の備えや努力が最終的に勝利へつながるラグビー。同じように、備えがものをいうのが睡眠だ。
「睡眠ってセンスがまったく要らないじゃないですか。しっかり準備して、最高の睡眠をとって、次の日に自分のやりたいことをやる。ただ寝るだけじゃなく、ぜひ睡眠する準備をしてください」
トップアスリートを育てるコーチとして、長谷川さんはそう伝えている。
マニフレックス
1962年にイタリアで設立された世界的な寝具ブランド。イタリアの工場で一貫生産され、世界99カ国以上、約3500万人の眠りをサポートしてきた。マットレスは独自開発した次世代高反発フォーム「エリオセル」が体のカーブに沿って支えることで、寝ているときも立っているときと同じような理想的な姿勢を保つことができる。ラグビー・トップリーグの長谷川慎コーチをはじめ、体に気を遣うトップアスリートや指導者にも愛用者が多い。
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