対関大戦に2007年以来17年ぶりの勝ち星を挙げた。攻守とも、完璧と言ってよい試合の流れをつくった
守備が何度も関大からボールを奪い、攻撃にバトンをつないだ
関大のロングパスをほぼ封じ込めた関大のパス守備はこの上ない仕上がりだった
サイドラインに戻る際はグータッチのコミュニケーション
同じ目線を作り、一緒に取り組んだ。「良いことは良いというし、良くないことは良くないと言う」と平本コーチ
「日本一という目標を彼らは立てているので、実現したいなと思いますし、そのための一歩一歩を一緒に歩めたらと思います」と平本コーチ。背中に手を添える姿が印象的だった
昨年まではパスよりランのイメージだったが、パス能力も飛躍的に向上した。試合を配信したrtvの一言コメントには「ええパスはええドロップバックから」と書いた
DB藤田朋大(4年、浪速)が関大最初のシリーズでパスをインターセプト。DB陣の頑張りは、古橋HCも「故障者が多い中、よくやってくれた」と高く評価した
「基本を徹底し、1対1の勝負から逃げないフットボーラーを目指して欲しい」。勝見は平本コーチのこの思いを、まさに体現した
パスの武器が加わり、より一層ランでも関大守備を翻弄(ほんろう)した