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特集:ウインターカップ2022

女子は桜花、京都精華が2強 男子は福岡2校が軸 ウインターカップ

選手宣誓を行う福岡大大濠の鍋田憲伸主将(右)と桜花学園の横山智那美主将(撮影・松本龍三郎)

 バスケットボールの第75回全国高校選手権(ソフトバンクウインターカップ、朝日新聞社特別協力)は、23日に東京体育館などで開幕する。3年ぶりに入場制限なしでの開催となる。

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 男子は前年優勝の福岡大大濠と、今夏の全国高校総体覇者・福岡第一の2校が最注目。夏は福岡第一に決勝で惜敗した開志国際(新潟)が初優勝を狙う。

 女子は4連覇がかかる桜花学園(愛知)、全国高校総体を制した京都精華学園の「2強」の構図。夏は準優勝の大阪薫英女学院、準決勝に残った八雲学園(東京)と東海大福岡も、冬に雪辱を期す。

 22日にあった開会式では、前年優勝の福岡大大濠(福岡)・鍋田憲伸(3年)と桜花学園・横山智那美(3年)の両主将が選手宣誓を務め、「日頃応援してくださる方々や、支えてくださる方々への感謝を忘れず、高校生らしく、最後の1秒まであきらめずプレーすることを誓います」と述べた。

 開会式後、鍋田は「もう一回優勝してまた優勝カップをもらって福岡に帰りたい」。24日の尽誠学園(香川)との1回戦に向け、「ポイントガードとして、周りの選手がやりやすいようなプレーをしたい」と話した。

 23日に福島東稜との1回戦を控える横山は「このカップをもう一回もらいたい気持ちになって、明日の試合がすごく楽しみになった」。4連覇がかかる大会について、「結果がついてよかったと思える大会にしたい。まずは、何も背負うことなく、思いっきりやろうと思います」と意気込んだ。

 大会は、都道府県予選や全国9地区のブロック大会を制したチーム、今夏の全国高校総体優勝または準優勝のチームなどに出場権が与えられ、男女各60チームが出場する。女子決勝は28日正午から、男子決勝は29日午後1時から、いずれも東京体育館である。

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朝日新聞のウインターカップ2022特集

=朝日新聞デジタル2022年12月22日掲載

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