テニス

特集:パリオリンピック・パラリンピック

上地、田中組が金メダル 車いすテニス女子ダブルス パラリンピック

女子ダブルスで優勝を決め、喜ぶ上地結衣(右)と田中愛美(撮影・伊藤進之介)

 パリ・パラリンピック第9日の5日、車いすテニスの女子ダブルスで上地結衣(30)=三井住友銀行=、田中愛美(28)=長谷工コーポレーション=組が金メダルを獲得した。

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 決勝で前回の東京大会に続く連覇を狙った第1シード、ディーデ・デフロート、アニク・ファンクート組(オランダ)と対戦し、4―6、7―6からのマッチタイブレークを10―8で制し、シングルスを含め、車いすテニスの日本女子としても初の金メダルに輝いた。4回目の出場となる上地は過去にパラリンピックのメダルが銀1、銅2あるが、金は初めて。2回目の出場の田中は初めてのメダル獲得。

 上地は6日、女子シングルス決勝で連覇を狙う第1シード、デフロートと対決する。同一大会でシングルス、ダブルスの2冠達成となれば、男子の国枝慎吾も果たせなかった日本勢初の偉業となる。

=朝日新聞デジタル2024年09月06日掲載

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