上地、田中組が金メダル 車いすテニス女子ダブルス パラリンピック
朝日新聞社
2024/09/06
(最終更新:)
女子ダブルスで優勝を決め、喜ぶ上地結衣(右)と田中愛美=2024年9月5日午後4時44分、ローランギャロス、伊藤進之介撮影
女子ダブルス決勝、第2セット、フォアハンドを放つ田中愛美(左)。奥は上地結衣=2024年9月5日午後3時52分、ローランギャロス、伊藤進之介撮影
女子ダブルス決勝、第2セット、ポイントを取り喜ぶ田中愛美(右)と上地結衣=2024年9月5日午後3時56分、ローランギャロス、伊藤進之介撮影
パリ・パラリンピック第9日の5日、車いすテニスの女子ダブルスで上地結衣(30)=三井住友銀行=、田中愛美(28)=長谷工コーポレーション=組が金メダルを獲得した。
決勝で前回の東京大会に続く連覇を狙った第1シード、ディーデ・デフロート、アニク・ファンクート組(オランダ)と対戦し、4―6、7―6からのマッチタイブレークを10―8で制し、シングルスを含め、車いすテニスの日本女子としても初の金メダルに輝いた。4回目の出場となる上地は過去にパラリンピックのメダルが銀1、銅2あるが、金は初めて。2回目の出場の田中は初めてのメダル獲得。
上地は6日、女子シングルス決勝で連覇を狙う第1シード、デフロートと対決する。同一大会でシングルス、ダブルスの2冠達成となれば、男子の国枝慎吾も果たせなかった日本勢初の偉業となる。
=朝日新聞デジタル2024年09月06日掲載