バドミントン

特集:パリオリンピック・パラリンピック

バドミントン里見紗李奈が2大会連続金メダル パラリンピック

女子シングルス(車いすWH1)で優勝し喜ぶ里見紗李奈(撮影・伊藤進之介)

 パリ・パラリンピック第6日の2日、バドミントン女子シングルス(車いすWH1)の決勝があり、里見紗李奈(26)=NTT都市開発=が2連覇を果たした。山崎悠麻(36)=同=と組むダブルス(車いす)でも銀メダルを獲得し、今大会二つ目のメダルとなった。

「こんなに良い試合が…」と両者涙、パラのバドミントンで日本勢激突

 里見は1998年生まれで、千葉県出身。高校3年の2016年に交通事故で脊髄(せきずい)を損傷し、両足が不自由になった。中学時代、バドミントン部に所属。高校は部活をしなかったが、事故後の17年、父親の勧めでパラバドミントンを始めた。

 粘り強いラリーと力強いショットが持ち味で、19年の世界選手権でシングルス初優勝。競技が初めて採用された21年東京パラリンピックでは、女子シングルスと女子ダブルスの2冠を達成した。世界ランキング1位。

=朝日新聞デジタル2024年09月02日掲載

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