野球

野球 3連覇に向け、慶應チーム一丸で

エース髙橋佑は投げきるタフさも備えている

東京六大学秋季リーグ最終週

10月27、28日@神宮球場

慶應義塾大vs早稲田大

いよいよ早慶戦が迫ってきた。必ずリーグ最終週に行なわれている伝統の一戦だが、今季は両チームに優勝の可能性が残っているとあって、例年以上に白熱することが予想される。

慶大はここまで勝ち点を落とすことなく、四つ積み上げてきた。今季は左の髙橋佑樹(3年、川越東)がエースとして独り立ちした。立大1回戦に1失点完投勝利を果たした2日後の3回戦で完封勝ちするなど、並外れたタフネスと気迫あふれる投球が目を引く。また「もう一人の髙橋」右の髙橋亮吾(3年、慶應湘南藤沢)が中継ぎに先発にとフル回転している。この2人の髙橋を中心に投手陣が最少失点に抑え、援護を待つ形になるだろう。

中村の三冠王にも期待

慶大のチーム打率は.256と高くはないが、本塁打はリーグ2位の9本。一発で流れを変える底力がある。一方で三振が少なく、四球を選べ、ここぞの一本で僅差に持ち込める粘りがある。注目は今季ブレイクのトップバッター中村健人(3年、中京大中京)。開幕戦の東大1回戦で途中出場ながらリーグ戦初本塁打を放つと、翌日はスタメンで2戦連発。早慶戦を前に本塁打はリーグ断トツトップの5本。14打点はリーグ2位で、打率.364も4位と三冠王の可能性を残す。1番の猛打で口火を切り、今季スタメンに定着したルーキー渡部遼人(桐光学園)がつなぎ、「安打製造機」柳町達(3年、慶應)、頼れる4番郡司裕也(3年、仙台育英)、副将の内田蓮(4年、三重)のクリーンアップで返していきたい。

トップバッター中村は早慶戦を前に、本塁打はリーグ断トツトップ

中村の14打点が証明するように、下位打線からもチャンスを作れる。8番の瀬戸西純(2年、慶應)も堅実な働きを見せ、髙橋佑ら投手の打撃も侮れない。代打陣もチャンスで素晴らしい活躍を見せており、慶應打線にはチーム一丸の戦い方が色濃く反映されている。

春は落とした早慶戦だが、ここで取らなければ3連覇はない。選手たちはそれぞれ「春を超える」と意気込んで決戦に臨む。

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