ラグビー

Vかかる明早戦、紫紺の矜持を胸に

前節に帝京大を破り、喜ぶ明大の選手たち

関東大学対抗戦Aグループ

12月2日@東京・秩父宮
明治大(5勝1敗)vs早稲田大(5勝1敗)

12月2日、秩父宮で明早戦がある。現在、両校は5勝1敗で並んでいる。明大は3年ぶりの優勝をかけ、伝統の一戦に臨む。

前節、明大は23-15で帝京に対して対抗戦8年ぶりとなる歴史的勝利を飾った。前半4分、帝京大ボールスクラムでペナルティーを誘発。FB山沢京平(2年、深谷)がPG(ペナルティーゴール)を決めた。主将のSH福田健太(4年、茗溪学園)は「帝京大は簡単に崩せないと思っていたから、ぶれずに着実に点を取りにいった」と振り返った。

勝負を決めたのは、後半3分。相手ボールのスクラムをターンオーバーすると、左CTB森勇登(2年、東福岡)が裏のスペースへ蹴り込み、確保した左WTB髙橋汰地(たいち、4年、常翔学園)がトライ。20-8と突き放した。「FWとBKが一体となって取れたトライ」とHO武井日向(3年、国学院栃木)。明治の最強の武器で赤壁を撃破した。

勝因は粘り強いディフェンスだ。昨年はディフェンスラインを突破され、大きくゲインされるシーンが目立った。そこで田中澄憲監督はタックルしてから2秒以内に戻って次のプレーに備える「B.I.G(バック・イン・ゲーム)」の数値を選手に共有した。「去年に比べて自主練でタックルの練習をする選手が増えた」と田中監督は言う。ディフェンスに苦手意識があったチームが、いまではトップリーグの平均数値65%を超える試合も展開している。

明早戦でカギを握るのはスクラムだ。早大のBK陣には日本代表経験のあるSH齋藤直人(3年、桐蔭学園)を筆頭に、大学トップレベルの選手がそろっている。田中監督は「FWのセットプレーで圧力をかけて早稲田のBK陣に好きにはやらせない」と意気込む。

明大のテーマは「Meiji Pride」。自分を信じて戦うという意味が込められている。田中監督も「この試合に対して意地を出して戦ってほしい」とげきを飛ばす。紫紺の矜持を胸に、3年ぶり優勝へ赤黒軍団を迎え撃つ。

この記事をシェア

in Additionあわせて読みたい

Their Stories大学別・競技別に読む