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中大バスケ、新チームで再び決勝の舞台へ

昨春の関東大学選手権で決勝進出を決めた瞬間、喜び合う中大の選手たち

バスケットボールの第68回関東大学選手権が4月20日に開幕した。中大は1~8位シードのため、29日に初戦を迎える。前回大会で中大は17年ぶりの決勝進出を果たし、準優勝。3人が個人賞を獲得し、充実の春だった。

主将の三上はU19日本代表

昨年の主力選手が多数、この春で卒業した。まさに新チームで今大会に臨む。チームを引っ張るのはU19日本代表にも選ばれた経験をもつ三上侑希(4年、明成)。学生ラストイヤーを前に、立候補して主将になり、気合十分でバスケに取り組んでいる。得意のスリーポイントを立て続けに決めて、チームにいい流れをつくれるか。

フリースローを放つ三上

また、昨年から試合に出てきた選手では、粘り強くリバウンドからの得点を重ねる沼倉壮輝(4年、一関第一)や、ゴール下で大きな留学生選手を相手にしてもゴールを決め、スリーポイントも打てる大﨑翔太(4年、北陸)らに注目だ。新たに加わった新1年生にも高い期待がかかる。4月上旬の京王電鉄杯では、要所でシュートを決めたり、スリーポイントを高確率で決めたりなど、今後の活躍に期待が持てるプレーが多く見られた。高校時代に各校の主力として活躍していた選手たちが、中大に新たな風を吹き込む。

レイアップでシュートを決める渡部琉(1年、正智深谷)

春の戦いを1部復帰への足がかりに

「もう一度決勝の舞台へ」。前回大会後の誓いを胸に、今大会でもいい結果を残したいところだ。春の頂点にあと一歩及ばず、秋に2部降格してしまった昨年の雪辱を晴らすべく、挑戦が始まる。最短での1部復帰を目指し、生まれ変わった中大バスケ部のティップオフだ。

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