拓殖大学 ラジニ・レメティキ(1年、ケニア)――出雲駅伝3区区間5位、全日本大学駅伝2区区間3位と結果を残しているルーキー。17日の上尾ハーフマラソンでは61分23秒で優勝し、安定した強さを見せています。主将の赤﨑とともに練習を引っ張り、頼りにされる存在。
東海大学 郡司陽大(4年、那須拓陽)――東海大学初優勝のゴールテープを切った郡司。シーズン序盤はけがに苦しみ、陸上生活ではじめて思いっきり走れない時期がありました。その後調子を上げ、全日本大学駅伝6区では区間賞・区間新の好走。箱根では「2区を走りたい」と意欲を見せています。
青山学院大学 飯田貴之(2年、八千代松陰)――全日本大学駅伝ではアンカーをつとめるも逆転された飯田。翌週の世田谷246ハーフマラソンで終始先頭を引っ張り、見事優勝しました。タフさを身につけた今年は箱根での大きな戦力となること間違いなしです。
帝京大学 小野寺悠(3年、加藤学園)――出雲駅伝5区では東洋大の今西駿介、駒澤大の中村大成を抑えて区間賞。17日の上尾ハーフでも62分03秒の好記録で全体3位、日本勢2位に入りNYCハーフの出場権も獲得しました。「いま帝京にはエースがいないので、自分がエースと言われるような走りをしたい」と意気込みます。
駒澤大学 中村大成(4年、東北)――11/23の10000m記録挑戦会では28分31秒82の自己ベストで、全体でも2位の好記録をたたき出しました。初の箱根となった前回は6区を走り区間6位。今年は「どこの区間でも区間賞をとれるようないい走りをしたい」と意気込んでいます。
東洋大学 西山和弥(3年、東農大二)――ユニバーシアード代表に選ばれるなど、東洋大の次代を担うエース候補。前回の箱根駅伝では1区を任せられ、見事区間賞を獲得しました。今年はけがなどもありここまで力を発揮しきれない苦しいシーズンに。箱根駅伝での好走が期待されます。
東京国際大学 丹所健(1年、湘南工科大附)――ルーキーイヤーの今年は5000m14分05秒、10000m29分11秒と自己ベストを更新。箱根駅伝予選会でもチーム5位で走りきり、本戦のメンバー入りにアピールしています。エース・伊藤達彦も「強い」と認める彼の今後にも期待です。
麗澤大学 宮田僚(4年、純真)――箱根駅伝予選会で2年連続の次点となり、涙をのんだ麗澤大学。キャプテンの宮田がチームの思いを背負い学生連合チームで出場します。23日の10000m記録挑戦競技会では自己ベストを更新。箱根路に向けて準備を続けます。
神奈川大学 荻野太成(4年、加藤学園)――チームの副将をつとめる荻野は、春シーズンはけがで試合に出られない苦しい期間が続きました。復帰後の日本インカレの3000m障害ではダントツのトップも、失格で優勝は幻に。前回の箱根では6区を担当、最終学年の走りにも注目です。
創価大学 米満怜(4年、大牟田)――箱根駅伝予選会で全体7位、23日の八王子ロングディスタンスでも10000mの自己ベストを更新と好調を維持している創価大学のエース。座右の銘は「Become a legend」。1年生以来の箱根路に意欲を燃やします。
法政大学 青木涼真(4年、春日部)――法政大学の理系学部初の箱根ランナー。トラックでは3000m障害で活躍、日本選手権で3位に入りました。箱根駅伝では2年連続で5区を担当。2年時はトップで区間新、前回は自己記録を更新も区間3位。「5区でリベンジしたい」とも語っています。