ラクロス

ラクロス用語ってなに? ライド、ブレイク、チェイス……観戦前に要チェック!

ラクロス独自のルールに基づく言葉もあるので、観戦前に一度、どんな用語があるのか調べてみよう(撮影・松永早弥香)

ラクロスの観戦をしていると、「ライド成功」「ナイスチェイス!」などという言葉が行き交う。そこで今回、「これだけは知っておきたいラクロス専門用語」を紹介。大学でラクロスデビューをする人も、ぜひ参考にしていただきたい。

ラクロスのルールと魅力を簡単解説! デビュー&観戦前にこれだけは知っておこう

アイテム&ポジション編
クロス……ラクロスで使うスティックのこと
アタック……攻撃専門のポジション。略語はAT。選手に対してはアタッカーと呼ぶ
ミディー……ミッドフィルダーのことで、攻守ともにプレーに関わる。男子にはロングスティックのクロスを用い、より守備に特化したロングミッドフィルダーというポジションもある
ゴーリー……ゴールキーパーのこと。他の選手のクロスよりもメッシュ部分が大きくて深い

基本編
ポゼッション……クロス内にボールを所持すること
クレードル……クロスを回転させ、遠心力でボールをポケット内に安定させること
スクープ……地面に落ちているボールをクロスですくい上げること
アウトオブバウンズ……ボールがフィールド外に出ること
グラウンドボール……地面に落ちたボール、またはそのボールを奪い合うこと
フライ……選手交代のこと。ラクロスでは登録選手内であれば時間を止めることなく自由に交代できる
オフサイド……攻撃エリア内に6人以上、もしくは守備エリア内に7人以上の選手がいた場合はオフサイドとなり、得点無効や相手ボール、もしくは一時退場となる
フェイスオフ……男子の試合開始・再開の度に行う。地面に置いたボールをクロスとクロスの間に挟み、審判のホイッスルを合図に奪い合う。フェイスオフ専門の選手のことをフェイスオファーと呼ぶ
ドロー……女子の試合開始・再開の度に行う。クロスとクロスの間にボールを挟み、審判のホイッスルを合図にボールを上に飛ばし、そのボールを奪い合う。ドローをする選手をドロワーと呼び、ミディーが担っていることが多い

攻撃編
ショット……シュートのこと
クリアー……相手陣地内に攻めてボールを入れる一連の動き
ブレイク……攻守が交代し、オフェンスの人数が多い状態で攻めること
チェイス……ラクロスではシュートあるいはゴールから外れたシュートがフィールド外に出た時、そのボールにフィールド外に出た時点で最も近くにいたフィールド内の選手のチームにボールが与えられる。そのことをチェイスという
マンアップオフェンス……相手に一時退場者が出て、人数が多い状況で攻めること。エキストラマンオフェンスともいう

守備編
ライド……ボールを奪われ、相手が自陣に攻めるのを防ぐ一連の動き
チェック……ボールを持つ相手選手のクロスや体をクロスでたたくことだが、男女でルールが異なる。男子は相手のクロスと相手の首より下の正面か横、腰より上へのボディチェックが認められている。女子はクロスのみでボディチェックは禁止されている
ピック……オフェンス選手が壁となってディフェンス選手の動きを封じること
スライド……相手選手が突破した時などにディフェンス選手がカバーすること
マンダウンディフェンス……自チームに一時退場者が出てしまい、人数が少ない状況で守ること

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