坂本花織が優勝、北京五輪代表に内定 2位樋口新葉、3位に河辺愛菜
フィギュアスケートの全日本選手権は25日、第3日がさいたまスーパーアリーナであり、女子フリーで平昌五輪代表の坂本花織(シスメックス)がショートプログラム(SP)に続いて1位となり、北京五輪代表を確実にした。樋口新葉(わかば)(明大)が2位、河辺愛菜(木下アカデミー)が3位となり、混戦の2、3枠目争いで有力候補になった。
アイスダンスのフリーダンスでは、リズムダンス(RD)首位の小松原美里、尊(たける)組(倉敷ク)が110・01点で総合178・17点とし、4連覇を果たした。RD2位の村元哉中、高橋大輔組(関大ク)はフリーダンスでは小松原組を上回ったが、総合得点は176・31点で2位だった。
北京五輪のアイスダンス1枠と、女子の残り2枠の代表は、26日に発表される。
■女子の五輪代表選考
日本は3枠。全日本の優勝者(坂本)は最優先で決定。
2人目は、全日本の2、3位(樋口、河辺)、GPファイナル出場権獲得者(坂本)、国際連盟(ISU)今季ベストスコア上位3人(坂本、三原、宮原)を満たす選手から総合的に決める。
3人目は、2人目から漏れた選手と、世界ランク上位3人(坂本、紀平、樋口)、今季の世界ランク上位3人(坂本、樋口、三原)から選ぶ。
=朝日新聞デジタル2021年12月25日掲載