野球

エンゼルス・大谷翔平、「バンテリンコーワ」でスポンサー契約、今春からCM放映

興和株式会社とスポンサー契約を結んだ大谷翔平がビデオメッセージでコメントを寄せた(すべて提供・興和株式会社)

製薬会社の興和株式会社は1月27日、外用鎮痛消炎薬などを展開している「バンテリンコーワ」ブランドにおいて、大リーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平とスポンサー契約を締結したと発表した。大谷は製品のCMやポスターに起用される。

都内で行われた記者発表会で三輪芳弘・代表取締役社長は、「大谷選手の健康でしっかりと自分の力を出し切ることを日々継続し、夢に向かって挑戦する姿に感銘を受けました。周りに対する気遣いや常に感謝の気持ちを持ちながら野球に取り組む姿勢などファンからも同じ野球選手のライバルたちからも尊敬される人間性に大いに共感しました」と起用の理由を説明した。

会見中、大谷からのビデオメッセージが流れ、「昨シーズンもすごく声援をいただいて力になったので、今シーズンもバンテリンのサポートのもと、健康で1年間がんばりたいなと思うので声援よろしくお願いします」と語った。

スポンサー契約を結んだ大谷翔平の等身大パネルと写真に納まる興和株式会社の三輪芳弘代表取締役社長

撮影されたばかりのCMのメーキングビデオも公開され、大谷がピッチングやスイングをする様子が映し出された。笑顔でピースサインをしながら「バンテリン」と製品名をPRする姿も。

CM撮影について早川卓宏・取締役常務執行役員は「大谷選手の体の大きさに驚きました。いつもニコニコしていて好青年。オーラがあふれていた」と印象を語った。真剣にバットを振っていたといい、「『ブンッ』という音がスタジオ中に響き渡っていた。いろんなカットを撮らせていただき、有意義な撮影でした」と振り返った。CMは今春から放映予定。

興和は1985年に⽇本で最初にインドメタシン局所浸透薬のスイッチOTCの承認許可を取得し、一般用医薬品の「バンテリンコーワ」を発売。これまでゲル剤やスプレー剤など様々な外⽤鎮痛消炎薬の製品を開発してきた。医薬品に加えサポーターも発売し、筋肉や関節に悩む利用者の生活をサポートしている。

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