フィギュアスケート

特集:北京冬季オリンピック・パラリンピック

フィギュア団体、女子SPは樋口新葉 坂本花織に調子を打ち明ける

会場の首都体育館で練習する樋口新葉(撮影・角野貴之)

 北京オリンピック(五輪)フィギュアスケートの団体戦は6日、女子ショートプログラム(SP)と男子フリーがあり、日本は女子SPで樋口新葉(わかば)が出場する。4日の男子とペアのSP、アイスダンスのリズムダンスを終えて4位につけた日本は女子SPも含めた順位点合計で5位以内に入れば、フリーに進む。

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 樋口は5日の練習でルッツ―トーループの連続3回転ジャンプなどを確認した。初めての五輪で「すごく緊張しているけど、楽しみな気持ちと半分半分。まだいつもの体の動きではない」と語った。

 調子が上がらないそうで、この日の練習後、平昌五輪にも出場した坂本花織に相談した。「まあ、1回目やし、しゃあない」と返されたといい、「でも、しかたがないとは思いたくないので」と苦笑した。

 宇野昌磨ら4日の日本チームの演技について、「すごかった。自分がそこについて行かなきゃいけないという気持ちが大きい。焦らないで、いつも通りできればいいなと思う」。

 今季挑んでいるトリプルアクセル(3回転半)については「できたらいいと思うけど、失敗しないような構成でやりたい」と語り、当日に判断することを明かした。

=朝日新聞デジタル2022年02月05日掲載

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