4連覇へ、桜花学園が好発進 高いシュート成功率 田中こころが躍動
バスケットボールの第75回全国高校選手権(ソフトバンク ウインターカップ2022)は23日、東京体育館と大田区総合体育館で開幕を迎えた。
男女の1回戦が行われ、女子で4連覇がかかる桜花学園(愛知)は福島東稜を106―55で下し、2回戦に駒を進めた。
第1クオーター(Q)に31点を奪ってリズムに乗った桜花学園は、第2Qは相手を9点に抑え、34点リードで試合を折り返した。後半も着実に点差を広げ、最終的には「100点ゲーム」で快勝発進を決めた。
攻撃を引っ張ったのは、2年生の田中こころだった。チーム最多となる20得点。それ以上に際立ったのは、シュートの成功率だ。3点シュートは放った2本とも沈め、2点シュートも9本中7本を決めた。
田中はニコニコ顔で大会初戦を振り返り、「シュートタッチがすごく良かった。一緒に出た先輩たちが自由にプレーさせてくれたのが大きい」と話した。
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(平田瑛美)=朝日新聞デジタル2022年12月23日掲載