大学ラグビー

ラグビー シーソーゲーム制し、関学開幕3連勝

中(14)がロスタイム1分で決勝のトライを決めた

ムロオ関西大学Aリーグ第3節

10月28日@宝が池球技場
関西学院大(3勝) 40-33 同志社大(3敗)

4年ぶりの大学選手権出場へ、また一歩近づいた。3戦目の相手は関西屈指のBK陣を誇り、選手権優勝4度の同大。関学は劇的な逆転で開幕3連勝を飾った。キャプテンのFL勝川燿(4年、関西学院)は「勝ててよかった。苦しい時間を耐え抜けたのが大きい」と振り返った。2008年に関学を関西制覇へ導いた牟田至監督が、昨年に復帰。就任1年目は3部練習を導入し、選手のフィジカル面を強化するも、関西4位に終わった。今年の春から夏も試合で結果が出ない時期が続いたが、本番の秋に開幕3連勝という形で花開いた。

ロスタイム1分でのトライ

序盤は同大が自信を持っているBK陣に翻弄(ほんろう)され、失点を重ねた。重い雰囲気に包まれたように見えたが、前半22分にセットプレーからスクラムを形成。そのまま押し込んでLO杉原立樹(りき、3年、尾道)がトライ。これで息を吹き返した関学は、同32分にNO.8野村祐太(4年、東海大仰星)がゴールラインを駆け抜け、同点に追いついた。その後は両校とも相手を崩せず、12―12で前半を終えた。

次に試合が動いたのは後半3分。LO杉原がこの日2本目のトライを決め、勝ち越しに成功。流れは関学かと思われたが、甘くはない。同大のWTB髙野蓮(4年、東福岡)に2連続トライを決められ、またリードを許した。すると関学は同28分、途中出場のSO奥谷友規(3年、京都成章)のトライで追いついた。しかし同32分、また同志社に勝ち越しのトライを奪われる。

小西がトライを奪い試合を振り出しに戻した

だが、あきらめない。同38分に途中出場のPR小西吾門(あもん、3年、関西学院)のトライでみたび追いついた。そして同ロスタイム1分だ。WTB中孝祐(3年、東海大仰星)が右サイドを駆け抜けるトライを決め、シーソーゲームをものにした。殊勲のWTB中は「内側でみんなが相手の動きを止めてくれた。抜けた瞬間は気持ちよかったです」と、笑顔で振り返った。

ロスタイム1分、中が駆け抜けた

次は伝統の関関戦。春には35-33で勝っている。主将の勝川は「プレッシャーはありますけど、しっかり勝ちを拾っていきたいです」と力をこめた。目標の大学選手権ベスト4まで、「勝川組」は突き進む。

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