ラグビー

ラグビー 明治“Back to Base”で帝京に挑む

明治(奥)は一丸となって王者に挑む

関東大学対抗戦グループA

11月18日@東京・秩父宮
帝京大(5勝)vs明治大(4勝1敗)

いよいよ王者と相対するときが来た。明治が帝京大の牙城(がじょう)を崩しにかかる。

開幕4連勝で迎えた前節は慶応に足元をすくわれた。5月の招待試合では明治が45―12と圧倒したが、この日は主導権を慶応に握られた。前半7分、自陣ゴール前でラインアウトのミスから先制を許すと、要所要所でミスを連発。最後まで悪い流れを断ち切れないまま、24―28で落とした。主将のSH福田健太(4年、茗溪学園)は「ミスが多くて、強みのスクラムを生かせなかった。自分たちで悪循環にしてしまいました」と敗戦を振り返った。

順風満帆だった。春には帝京大を6年ぶりに破り、春季大会に初優勝。夏合宿でも順調に勝ち続け、Aチームが負けたのは、5月の天理大戦のみ。「春から負けがなかったのもあって、慶応戦で対応力や修正力のなさが出てしまった」と福田。

大一番へ向け、チームで掲げた今週のテーマは“Back to Base”だ。強敵と向き合うとき、相手にフォーカスし過ぎると、春から積み重ねてきたことを忘れてしまう。だからこそ、いまもう一度、自分たちがやってきたベースを信じてプレーをしようという意味が込められている。「帝京戦では一つのミスが命取りになるから、自信を持ってアタックしていきたい」。福田は力強く語った。

今年度から導入した「リーダー制」も形になりつつある。慶応戦後に福田を含めたリーダー陣がミーティングを開いて検証すると、課題として試合の入り方の悪さが浮かび上がった。田中監督とも話をして、日々の練習メニューの順序を変えた。その結果について福田は「練習からいい緊張感を持って取り組めるようになった」と話す。選手たちは好感触を得ている。

春、夏ともに帝京大に勝っている明治だが、選手たちは「僕たちはチャレンジャー」と口をそろえる。強みであるFWのセットプレーで流れをつかみ、勝機をつかめるか。慶応戦の敗戦を糧に、ここまでの積み重ねを信じ、チーム一丸で絶対王者に挑む。

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