バレー

特集:全日本バレー大学選手権2018

昨年の女王青学、戦う姿勢貫け

最後の挑戦、みんなで笑えるように

集大成の時期がやってきた。インカレまで1週間を切り、チームには集中力と緊張感がみなぎる。青学は、春、秋リーグでともに4位。東日本インカレは2位だった。納得のいく結果はいまだ得られていない。残すは最後のタイトルだ。心・技・体すべてを整え、インカレの大舞台へ挑む。

今シーズンはこれまで33試合の公式戦を重ね、中学生から社会人まで幅広い相手と戦ってきた。勝敗に関わらず、試合後に選手の晴れやかな表情を見る機会は決して多くなかった。原因は一貫して「気持ち」だった。それが顕著に表れた試合がある。10月20日に行われた天皇皇后杯関東ブロック第3戦の筑波大戦だ。

この日すでに2試合を終えており、両者とも疲労がある中での対戦だった。試合は序盤から相手のペース。サーブカットから崩れ、攻撃につながらない。青学の理想の展開を発揮できずに、0-2で惨敗。問題は負けたこと自体ではなく、悪い流れを断ち切れない「戦う気持ち」の欠乏だった。「悔しいよりも情けない」。試合後、主将の宇治川景(4年、駒場)の口からこぼれたこのひとことは、相手と対峙する以前の、戦う姿勢への悔いだった。

どんな展開でも「戦う気持ち」だけは強く

この一年間、勝負所で自分たちの技術を最大限に引き出す強い「気持ち」を追い求めて、練習と試合を積み重ねてきた。試合に勝ちたいという強い気持ち。これはすべての競技に通じるものであり、強者の鉄則と言える。

青学は昨年、インカレで12年ぶり5度目の優勝を果たした。しかし、秋山美幸監督は「昨年優勝した、というのは意識してない。勝利に向かって部員全員が関わり、このチームで1試合でも多く戦いたい」と話す。勝利に飢える強い「気持ち」を体現し、選手たちから晴れやかな表情が見られることを期待したい。青学、顔晴れ。

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