サッカー

アミノ杯王者の明大サッカー、再開のリーグ戦で立正大との首位攻防戦制す

積極果敢に立正大ゴールへ迫った明大の森下

関東大学リーグ1部 第9節

8月4日@立正大熊谷キャンパスサッカー場
明治大(勝ち点24) 3-1 立正大(17)

約2カ月の中断期間を経て関東リーグが再開された。前節まで首位の明大は第9節で立正大と対戦。立正大は今シーズン1部へ昇格したばかりだが、前節まで2位と勢いがある。それでも明大は力の差を見せつけた。前半終了間際に先制点を挙げ、後半35分に加点。その後1失点を喫したが、アディショナルタイムに3点目を決め、3-1で快勝した。

森下の先制ゴールで突破口

明大は7月27日のアミノバイタル杯決勝でも立正大と対戦し、2-0で勝っていた。この日は立ち上がりから拮抗した試合展開となった。突破口を開いたのは先日、J1サガン鳥栖への加入が内定したMF森下龍矢(4年、ジュビロ磐田U-18)だ。前半43分、MF中村健人(4年、東福岡)のパスから森下が放ったシュートは、美しい弧を描いてゴールへと吸い込まれた。

先制点をきっかけに主導権を握った明大は後半35分、キャプテンの佐藤亮(4年、FC東京U-18)が追加点。その直後に1点を返されたが、さらに攻め立てた明大はアディショナルタイム、途中出場のFW中川諒真(4年、浜松開誠館)が今シーズン公式戦初ゴール。ダメ押しした。

明大の攻撃をリードしたキャプテンの佐藤

アミノバイタル杯で関東王者に輝いた明大。リーグ戦でも2位駒大に勝ち点5差をつけ、首位に立つ。前期は残り2試合。そのうちの1試合はミッドウィークに組まれており、過密日程となる。「コンディション調整を一番に考えたい」とDF蓮川壮大(3年、FC東京U-18)が言うように、万全な状態で連勝を収め、総理大臣杯連覇へ弾みをつけたい。

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