コージ・トクダさんがアメフト社会人Xリーグの福岡SUNSに加入!
アメリカンフットボールの社会人Xリーグ1部AREAに所属する「みらいふ福岡SUNS」は3月30日、4years.のアメフト応援団長であるコージ・トクダさん(32)が4月1日に選手として加入すると発表しました。コージさんは法政大アメフト部で2009-10年シーズンに主将を務め、10年ぶりの競技復帰。「アメフトが盛り上がる起爆剤となり、少しでも競技へ恩返しができればいいなと思ってます。SUNSでプレーできるのを楽しみにしてます」と話しています。
SUNSは昔の法政を思わせるチーム
コージさんは今年2月、自身のツイッターで選手復帰を宣言した。Xリーグ1部SUPERに次ぐ2番手のカテゴリーであるXリーグ1部AREAのチームから所属先を探していた。決め手は練習に足を運んで感じたチームの雰囲気だったという。「SUNSはコーチが少なくて選手が若いチームで、昔の法政を思わせる集団でした。懐かしかったです。このチームで頑張って、みんなで上を目指すストーリーを思い描きました」とコージさん。今後はタレント活動を続けながら、週末は福岡での練習に参加し、試合への出場を目指す。大学時代はDL(ディフェンスライン)だったが、別のポジションにも興味を示している。
コージさんは大阪学芸高でアメフトを始め、法政大へ進学。4年間で3度の甲子園ボウル出場を経験、4年生の09年には主将として関西大と戦い、38-50で敗れた。卒業後にお笑いコンビ「ブリリアン」を結成。17年には「ブルゾンちえみ with B」としてブレークし、このたび選手復帰を決め、コンビを解散した。
大学のチームメイト栗原嵩とともに加入
コージさんと法政大の同期で、昨シーズンまでXリーグ1部SUPERのIBMビッグブルーでプレーしたWR(ワイドレシーバー)の栗原嵩(32)も、ともに福岡SUNSに加わる。
福岡SUNSは17年創部の九州で唯一のXリーグ所属チーム。18-19年シーズンにXリーグ1部に初昇格した。福岡SUNSの吉野至代表理事(31)はかつて関西大の選手で、新加入の二人とは甲子園ボウルで対戦した経験がある。吉野さんは「当時、ヤバいプレーをしてた二人の加入は心強いです。パフォーマンスも知名度もある選手の加入は、競技の認知度向上や盛り上げにつながる。二人を獲得した責任をしっかり果たしていきたいと思います」と語っている。