アメフト

特集:関西学生アメフト新主将インタビュー2020

同志社大・竹田佑将「これまで以上に覇気のある戦いを」 関西1部新主将インタビュー2

竹田は昨シーズン、攻守両面のラインとして奮闘した(中央の52番、ともに撮影・廣田光昭)

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関西学生アメリカンフットボールリーグは春のオープン戦をすべて中止しました。4years.では練習自粛の続く18チームの新キャプテン宛てにメールで6項目の質問を送付し、回答してもらいました。第2弾は昨秋のシーズンで10年連続出場となった入れ替え戦を乗りきり、1部に生き残った同志社大学のDL(ディフェンスライン)竹田佑将(ゆうすけ)主将(4年、近大附)です。

質問1 理想のキャプテン像を教えて下さい。具体的な人がいるなら、その方の名前を挙げて、どんなところがすばらしいと思うのかについてもお願いします。

前主将の笹尾健さんです。私とはタイプの違う主将でしたが、笹尾さんのリーダーとしての存在感は、学ばなければならないことが多かったです。チームの全員に認められる量の練習に取り組み、士気を高め続けてくれました。チームメイト一人ひとりにも真摯(しんし)に向き合っていました。私の追い越す壁のうちの一人です。

質問2 2020年度のチームスローガン(テーマ)と、そこに込めた思いを教えて下さい。もしスローガンがない場合は、自分がキャプテンとなったチームをどんな集団にしていきたいか答えてください。

チームスローガンは「ALL OUT」です。私たちWILDROVERが変わらず目指し続けるプレースタイルです。ほかの大学と違って推薦入学者が少なく、未経験者も多い中、最後までプレーし続けるという1プレーにかける思いの強さだけはどこにも負けません。

質問3 自分自身の過去3年を振り返って、どんな自己評価をしていますか?

平均点より少し上かな、という印象です。自分の役割を果たせてはいたと思います。しかし、チームに与える影響という面では、あまり自分から発信していなかったです。数多い選手に埋もれず存在感を発揮していきたいです。

高校の先輩でもある前主将の笹尾さんを「私の追い越す壁」と表現した

質問4 チームにとって、4回生とはどんな存在であるべきだと考えていますか?

4回生はチームの柱です。4回生がブレれば下も迷います。4回生の思いが弱ければ下もついてこないです。必ず私たち4回生があらゆる場面で先頭に立ち続けなければならないと考えています。

質問5 この秋、あなたがとくに期待する(期待できると思う)3回生以下の選手を一人挙げて、理由も教えて下さい。

3回生LB(ラインバッカー)の髙島瑞生(同志社国際)です。1回生のころから試合であらゆるキープレーを作り出してきた存在です。責任感も強く、チームに及ぼす影響力という面でも期待しています。

質問6 最後に、秋のシーズンを心待ちにしているアメフトファンのみなさんへの言葉をお願いします。

プレーができない状況が続いて、私たちも力があり余っています。今年のシーズンはいままで以上に覇気のあるプレーを期待していてください。1プレーも退屈させません。応援よろしくお願いします。

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