明治大・山田大葵「目の前の試合にすべてを」 関東TOP8新主将インタビュー5
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関東大学アメリカンフットボールリーグは春のオープン戦をすべて中止しました。4years.では1部TOP8に所属する8チームの新キャプテン宛てにメールで6項目の質問を送付し、回答してもらいました。第5弾は明治大学のRB(ランニングバック)山田大葵(ひろき)主将(4年、関西大倉)です。
質問1 理想のキャプテン像を教えて下さい。具体的な人がいるなら、その方の名前を挙げて、どんなところがすばらしいと思うのかについてもお願いします。
グラウンド内外で視野を広く持ち、誰よりも率先してチームのために行動を起こせる存在です。
質問2 2020年度のチームスローガン(テーマ)と、そこに込めた思いを教えて下さい。もしスローガンがない場合は、自分がキャプテンとなったチームをどんな集団にしていきたいか答えてください。
チームスローガンは「一戦一勝」です。チーム一丸となり、一つひとつの試合を落とさずに勝ち切る、目の前の試合に全力を注ぐことによりシーズンを勝ち抜こうという意志のもとに決めました。
質問3 自分自身の過去3年を振り返って、どんな自己評価をしていますか?
私は下級生のころはけが続きで、個人としていい結果を残せませんでした。周囲と実力、結果で差がつき、とても悔しい思いをしました。苦しい時期を乗り越えてきたからこそ、いまの自分があると思います。そういった時期のことを忘れずに日々精進していきます。
質問4 チームにとって、4年生とはどんな存在であるべきだと考えていますか?
4年生は下級生のお手本のような存在であるべきだと考えています。上級生がしていることを後輩たちは見て、真似(まね)ます。それがいいことでも悪いことでも。そのため、最上級生である4年生は人として選手としてチームのお手本となり、いい影響を与えることが必要だと思います。
質問5 この秋、あなたがとくに期待する(期待できると思う)3年生以下の選手を一人挙げて、理由も教えて下さい。
2年生のDL(ディフェンスライン)山﨑亮(明大中野)です。未経験で入ってきましたが、いまでは1本目のローテーションに入るほどです。高校でラグビーをしていた経験を生かし、思いっきりのあるプレーが持ち味です。未経験ながらディフェンスの最前線で戦う山﨑に期待しています。
質問6 最後に、秋のシーズンを心待ちにしているアメフトファンのみなさんへの言葉をお願いします。
先が見えない現状ですが、私たちは秋シーズンに向けてしっかり取り組んでいます。スポーツができない環境での悔しさをバネに、秋シーズンでいい結果を残せるように頑張りたいと思います!