体操

特集:東京オリンピック・パラリンピック

村上茉愛、種目別ゆか銅メダル 体操女子日本、個人のメダルは史上初

女子種目別決勝でゆかの演技を終え、ガッツポーズをする村上茉愛(撮影・細川卓)

 東京オリンピック(五輪)は2日、体操女子種目別のゆかで村上茉愛が銅メダルを手にした。体操女子のメダル獲得は1964年東京五輪の団体での銅メダルがあるだけで、個人でのメダルは史上初となる。女子選手としてはベテランといわれる24歳で、5日の誕生日を3日後に控えた快挙となった。

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 今大会の体操では、男子団体の銀、男子個人総合の橋本大輝の金、男子種目別あん馬の萱和磨の銅に続き、四つ目。

 前回のリオデジャネイロ五輪から2大会連続出場の村上は、着地までまとめる安定した演技で14・166点を出し、3位タイに入った。

 村上は世界選手権では2017年に同じ種目別ゆかで優勝、18年に個人総合2位、種目別ゆか3位とメダルを取っていた。19年にはけがで日本代表から外れたが、復活のメダル獲得となった。

=朝日新聞デジタル2021年08月02日掲載

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