村上茉愛、種目別ゆか銅メダル 体操女子日本、個人のメダルは史上初
朝日新聞社
2021/08/02
(最終更新:)
女子種目別決勝でゆかの演技をする村上茉愛=2021年8月2日、有明体操競技場、細川卓撮影
女子種目別決勝でゆかの演技を終え、笑顔を見せる村上茉愛=2021年8月2日、有明体操競技場、細川卓撮影
女子種目別決勝でゆかの演技をする村上茉愛=2021年8月2日、有明体操競技場、内田光撮影
女子種目別決勝でゆかに出場する村上茉愛(中央)=2021年8月2日、有明体操競技場、細川卓撮影
東京オリンピック(五輪)は2日、体操女子種目別のゆかで村上茉愛が銅メダルを手にした。体操女子のメダル獲得は1964年東京五輪の団体での銅メダルがあるだけで、個人でのメダルは史上初となる。女子選手としてはベテランといわれる24歳で、5日の誕生日を3日後に控えた快挙となった。
今大会の体操では、男子団体の銀、男子個人総合の橋本大輝の金、男子種目別あん馬の萱和磨の銅に続き、四つ目。
前回のリオデジャネイロ五輪から2大会連続出場の村上は、着地までまとめる安定した演技で14・166点を出し、3位タイに入った。
村上は世界選手権では2017年に同じ種目別ゆかで優勝、18年に個人総合2位、種目別ゆか3位とメダルを取っていた。19年にはけがで日本代表から外れたが、復活のメダル獲得となった。
=朝日新聞デジタル2021年08月02日掲載