陸上・駅伝

特集:第53回全日本大学駅伝

【詳報】駒大が2連覇達成、2位青学とは8秒の僅差 全日本大学駅伝

駒澤大学は大八木弘明監督が前日会見で掲げたボードのような展開で連覇を達成した(撮影・岩下毅)

 第53回全日本大学駅伝対校選手権は7日、愛知・熱田神宮西門前から伊勢神宮内宮前までの8区間106・8キロで争われ、駒沢大が2年連続、史上最多を更新する14度目の優勝を果たした。

駒澤大が全日本大学駅伝2連覇 7区田澤で首位に立ち、8区花尾がロングスパート

 8区(19・7キロ)のアンカー対決。8キロを過ぎて青学大・飯田貴之が駒大・花尾恭輔に追いついた。残り2キロを切ったところで駒大・花尾がスパートし、ゴールテープを切った。3年ぶりの優勝を狙った青学大が8秒差の2位に入った。3位順大、4位国学院大、5位東京国際大、6位早大、7位明大、8位中大までが来年のシード権を獲得した。東洋大は10位、東海大は12位でシード権を逃した。

 各校のエースが競う7区(17・6キロ)。3キロ地点で駒大・田沢廉、青学大・近藤幸太郎が3位の明大をとらえた。駒大・田沢は6キロ地点で青学大を引き離し、10キロ地点で順大を抜いて2位に。さらに13キロを過ぎて、東京国際大を抜いて先頭に立った。田沢はそのまま1位でアンカーにつないだ。青学大の近藤も粘って18秒差の2位、東京国際大は41秒差の3位。4位明大、以下順大、早大、国学院大、中大の順。シード権外の9位に法大、10位東海大、11位東洋大。

 6区(12・8キロ)の3キロ地点で先頭の早大に順大と青学大が追いつく。その後早大が遅れ、入れ替わりに東京国際大が先頭集団に加わった。出雲駅伝でも活躍した東京国際大の丹所健が力走し、トップでたすきをつないだ。19秒差の2位に順大、1分21秒差の3位に明大。1分36秒差の4位集団に駒大、青学大、法大。早大は6つ順位を落として7位。

 レースは5区(12・4キロ)で大きく順位が動いた。8キロ過ぎに早大・石塚陽士が東京国際大を抜いてトップに立ち、6区につないだ。17秒差の2位に順大、19秒差の3位に青学大。順大・野村優作は2人抜き、青学大・佐藤一世は3人抜き。4位に東京国際大、以下東洋大、法大、明大、中大の順。2連覇を狙う駒大は先頭から1分51秒差の9位。

 4区(11・8キロ)の中間点は1位東京国際大、53秒差の2位に早大、54秒差の3位に順大。4位明大、5位法大。トップから1分38秒差の6位に青学大、駒大は2分16秒差の10位。東京国際大がそのままトップで5区へ。37秒差の2位に早大、1分4秒差の3位に明大。早大の菖蒲敦司は東京国際大との差を約30秒ほど詰めた。青学大はトップから1分24秒差の6位、駒大は1分53秒差の9位でたすきを渡した。

 3区(11・9キロ)では2キロ地点で東京国際大のイェゴン・ビンセントが早大、順大をかわしてトップに。2位早大に1分1秒、3位順大に1分2秒差をつける区間新の走りで4区につないだ。4位に法大、以下拓大、明大、国学院大の順。青学大は先頭から2分1秒差の8位、9位東洋大、10位中大、連覇を狙う駒大は2分20秒差の11位と遅れている。

 2区(11・1キロ)は序盤、10チームで先頭争い。そこから中間点で駒大が、6キロ過ぎに東洋大が遅れ始めた。8キロを過ぎてトップは順大、早大、明大など6チームの争いに。残り1キロで東京五輪3000メートル障害7位入賞の順大・三浦龍司がスパート。後続との差を広げてトップでたすきを渡した。10秒差の2位に法大、以下早大、明大、国学院大、東京国際大の順で3区へ。駒大はトップから45秒差の7位、青学大は1分13秒差の10位と遅れた。

 1区(9・5キロ)では序盤、第一工科大のモロッコ出身選手のアニーダ・サレーが飛び出したが、8キロ過ぎに第2集団に吸収された。駒大、中大、国学院大、青学大の先頭争いの中から残り1キロで駒大の1年生佐藤条二がスパートして区間新記録でトップ通過。中大、国学院大、青学大が続いた。出雲駅伝を制した東京国際大は9位。東海大は先頭から59秒差の15位と出遅れた。

=朝日新聞デジタル2021年11月07日掲載

in Additionあわせて読みたい