野球

オリックス、25年ぶり日本シリーズ進出に王手 杉本が決勝のアーチ

六回裏オリックス2死一塁、先制の2点本塁打を放った杉本(右)はベンチ前で、走者吉田正とポーズをとる(撮影・田辺拓也)

 プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)最終ステージ(S、6回戦制)は11日、京セラドーム大阪で第2戦があり、リーグ1位のオリックスが2位ロッテを2―0で破り、2連勝とした。

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 リーグ1位に与えられる1勝のアドバンテージを含め対戦成績はオリックスの3勝となった。

 12日の第3戦(午後6時開始)にオリックスが勝つか引き分ければ、1996年以来、25年ぶりの日本シリーズ進出が決まる。

 オリックスは0―0で迎えた六回2死から吉田正尚が投手強襲の内野安打を放って出塁。続く4番の杉本裕太郎が左越え2ランを放って均衡を破った。

 先発した田嶋大樹は6回3安打無失点と好投、救援陣がリードを守った。

 ロッテ打線は前夜の第1戦に続いて、無得点に終わった。CSで2戦続けて零封負けを喫するのはパでは初めて。

 第3戦の予告先発はオリックスが山崎颯一郎、ロッテが岩下大輝と発表された。

=朝日新聞デジタル2021年11月11日掲載

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