羽生結弦「全部エネルギーにして突き進んだ」 フリーで4A挑戦へ
フィギュアスケートの全日本選手権は24日、男子ショートプログラム(SP)があり、羽生結弦(ANA)は111・31点で首位発進となった。演技後の報道陣との主なやり取りは次の通り。
――素晴らしい演技、振り返って。
「1個、大きく耐えてしまったジャンプもあったんですけど。4A(アクセル)をやってきたこともあって。先シーズンの世界選手権と違って、他のジャンプもしっかり練習してこられたので。そういう点があそこの土壇場の中で生きてくれたと思います。ただサルコージャンプ、アクセルジャンプは非常にコントロールされたジャンプだったと思います」
――今季初戦、演技前の心境は。
「正直、公式練習でエッジが引っかかっちゃったり、いろいろあって、空回ってしまっていて心配だったのと。あとはこの会場で、ショートのどアタマのサルコージャンプを失敗した記憶もあったので。同じ場所なので緊張はしました。ただ最初の4回転サルコーが決まった段階で、少し落ち着いて演技できたんじゃないかなと思います」
――フリーへ。
「もちろん4回転半ジャンプを挑戦するつもり。まずは公式練習、最後の最後までケガをしないように気をつけながら。プラン通りに行けるように体の回復と、集中力を高めながら頑張りたいなと思います」
=朝日新聞デジタル2021年12月24日掲載