野球

平成の怪物もハンカチ王子も高校球児を指導できる 学生資格を回復

早稲田大学時代の斎藤佑樹さん(撮影・朝日新聞社)

 日本学生野球協会は2日、高校生、大学生を指導するために必要な学生野球資格を、元西武の松坂大輔氏(41)や元日本ハムの斎藤佑樹氏(33)ら145人が回復したと発表した。母校は手続き不要で指導でき、母校以外でも日本高校野球連盟、全日本大学野球連盟に登録すれば指導できる。

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 松坂氏は横浜高のエースとして1998年に甲子園で春夏連覇を達成。「平成の怪物」と呼ばれ、日米通算170勝をマークした。斎藤氏は2006年夏に全国制覇を達成した早稲田実高(西東京)のエース。早大でも東京六大学リーグ通算31勝をあげ、大学日本一にも輝いた。

 今年度の資格回復研修はオンラインで実施され、プロ野球経験者が学生野球の歴史や部活動の現状、障害予防、体罰問題などを学んだ。元日本ハム監督の梨田昌孝氏(68)、元広島監督の野村謙二郎氏(55)らのほか、野球殿堂入りの特例研修を受けた鈴木啓示氏(74)と伊東勤氏(59)も資格を回復した。

=朝日新聞デジタル2022年02月02日掲載

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