スノーボード

特集:北京冬季オリンピック・パラリンピック

平野歩夢、日本勢初の金メダル スノーボード男子ハーフパイプ

ハーフパイプ決勝を終え、関係者との記念写真に納まる平野歩夢(手前右から2人目)。左隣は弟の海祝(撮影・藤原伸雄)

 北京五輪第8日は11日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝があり、平野歩夢(あゆむ)(23)が優勝した。日本勢がスノーボード競技で金メダルを獲得するのは初めて。

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 9日の予選を1位通過した平野は、世界でただ一人試合で成功させている最高難度の大技「トリプルコーク1440」を決勝1回目から披露。3回目にこの日のベストスコア96・00点で首位に立った。

 父と兄の影響で、4歳からスノーボードとスケートボードを始め、中学3年で初出場した2014年ソチ五輪と18年平昌五輪で2大会連続の銀メダルを獲得した。夏季大会の21年東京五輪では新競技のスケートボードにも挑戦し、夏冬両大会の出場を果たしている。

=朝日新聞デジタル2022年02月11日掲載

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