森重航が銅メダル、スピードスケート500m カーブの滑りさえる
北京オリンピック第9日は12日、スピードスケート男子500メートルがあり、21歳の森重航(もりしげわたる、専大)が34秒49で銅メダルを獲得した。日本勢の同種目でのメダル獲得は、2010年バンクーバー五輪の長島圭一郎(銀メダル)、加藤条治(銅メダル)以来。金メダルは34秒32で高亭宇(中国)。
オリンピック初出場の森重は最初の100メートル通過は9秒63で全体の5位だったが、得意のカーブワークがさえ、後半に伸びのある滑りをみせた。森重は「フライングが一度あり重圧のかかるスタートになったが、その中でもやりたいようにできた。今日、自分の持てる力を発揮できた」と話した。
=朝日新聞デジタル2022年02月12日掲載