フィギュアスケート

特集:北京冬季オリンピック・パラリンピック

樋口新葉、トリプルアクセル成功「目標達成できた」 五輪史上5人目

女子SPで5位につけた明治大学3年の樋口新葉(撮影・角野貴之)

(15日、フィギュアスケート女子SP)

北京冬季オリンピックに24人の大学生アスリート、フィギュアの坂本、樋口らに期待

 夢にまで見た北京五輪のリンクで、樋口新葉(わかば)が大技のトリプルアクセル(3回転半)に挑んで成功した。

 トリプルアクセルを決めたのは、五輪では伊藤みどり、浅田真央、長洲未来(米)、そして今大会の団体戦で成功させたワリエワ(ROC)に次ぐ史上5人目となる。「10人目以内に入ればいいな、と思っていたのでよかったです」

 4年前は手が届かなかった舞台だ。前回の平昌五輪への出場権を逃した後、一時は岡島功治コーチに「もうやめたい」と漏らしたこともある。2週間練習を休み、自分と向き合った。

 アクセルを決めた樋口は「スケートをやってる中での目標だったので、達成できてうれしい」。17日のフリーでも跳んでみせる。

(坂上武司)

=朝日新聞デジタル2022年02月15日掲載

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