フィギュアスケート

特集:駆け抜けた4years.2023

【写真】「WASEDA ON ICE 2023」豪華な演出、卒業生がラストダンス

初の有観客で行われた「WASEDA ON ICE」(すべて撮影・浅野有美)

早稲田大学スケート部フィギュア部門のアイスショー「WASEDA ON ICE 2023」が2月25日、ダイドードリンコアイスアリーナ(東京都西東京市)であった。今年で3回目で初の有観客開催。プログラムの構成や振り付けも部員たちが手がけた。早大の広告研究会や放送研究会などの協力があり、照明やプロモーションビデオも加わって演出も豪華に。アイスダンスの高浪歩未(4年、ケイ・インターナショナル東京)ら引退の4選手が家族や仲間へ感謝の気持ちを込めて滑った。2023年四大陸選手権代表の島田高志郎(3年、木下グループ、就実学園)はビデオ出演で参加した。アイスショーの様子を写真で紹介する。

引退選手(いずれも4年)
土屋凜菜、正村瞭子、高浪歩未、小室笑凜

現役選手
岩野桃亜(1年)、嶋田輝(2年)、千葉紫織(2年)、岡島右京(3年)、西浦穂香(3年)、馬場はるあ(3年)、妻鹿愛(1年)、木南沙良(2年)、廣田聖幸(2年)、中村華(3年)、川畑和愛(3年)、西山真瑚(3年)、島田高志郎(3年、ビデオ出演)

引退選手コメント

土屋 小学生の頃、姉と一緒にスケートを始めた。中高6年間は競技から離れていたが大学で復帰した。「大学で競技をすることを迷っていた私の背中を押してくれた姉、ありがとう。これからも早稲田大学の応援をどうぞよろしくお願いします」

正村 小学1年から中学1年までの7年間と大学4年間で競技に打ち込んだ。「精神的にも厳しい場面が何度もありました。それでも乗り越えられたのはスケートに、自分に、真剣に向き合って成長している仲間の姿があったからだと思っています。すてきな仲間に出会えた大学生活は私の宝物です」

高浪 アイスダンスで世界ジュニア選手権出場、全日本選手権3位など活躍。「9月入学で3年の同期と始めるのが不安だったのですが、みんながやさしく、あたたかく受け入れてくれたことで、(競技生活を)3人と一緒に送ることができてすごくうれしく思っています」

小室 5歳からスケートを始め、国体にも出場。今年度の主将を務めた。「来年度以降も『WASEDA ON ICE』は後輩たちの手でよりよい形に進化していくと思います。私の競技人生を支えてくださったすべての方にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました」

過去の「WASEDA ON ICE」

【2022年3月開催】18人の部員全員で作り上げた「WASEDA ON ICE」 涙と笑顔で引退

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