サッカー

29歳で初W杯の猶本光が先制点 「自分のゴールで勝たせたかった」

サッカー女子ワールドカップのコスタリカ戦で先制ゴールを決めた猶本(撮影・朝日新聞社)

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)豪州・ニュージーランド大会は26日、各地で1次リーグがあり、日本(なでしこジャパン、世界ランク11位)はコスタリカ(同36位)を2―0で下し、開幕2連勝を飾った。

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 貴重な先制点は、29歳で初めてW杯メンバーに選ばれたMF猶本光(三菱重工浦和)が決めた。

 前半25分、FW田中美南(INAC神戸)のパスから抜け出した。「試合前から(藤野)あおばや(田中)美南にボールが入った時はチャンスになると思っていた」。狙い通りの形から左足でシュート。ボールはGKの手をはじいてネットを揺らした。自身のW杯初得点になった。

 前回大会はメンバーから外れた。今大会の初戦ザンビア戦は途中出場。コスタリカ戦で初先発を果たし、チャンスで結果を残した。「自分のゴールで勝たせたいと思っていた。チームに貢献できてうれしい」

 そして、すぐに気持ちを切り替えた。「スペイン戦もある。またみんなで勝ちをつかみ取りたい」

=朝日新聞デジタル2023年07月26日掲載

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