フェンシング

特集:パリオリンピック・パラリンピック

男子フルーレ団体で金 フェンシング日本勢、団体戦全てでメダル獲得

男子フルーレ団体決勝で金メダルを獲得し、喜び合う(左から)永野雄大、敷根崇裕、飯村一輝、松山恭助(撮影・長島一浩)

 パリ・オリンピック(五輪)第10日の4日、フェンシングの男子フルーレ団体で、日本が金メダルを獲得した。この種目のメダルは2012年ロンドン五輪の銀メダル以来2度目。

「ポスト太田」と呼ばれるより、「ポスト松山」を名付けられる存在に 松山恭助(上)

 この日、日本の松山恭助(27)=JTB=、飯村一輝(20)=慶大=、敷根崇裕(26)=ネクサス=、永野雄大(25)=ネクサス=は初戦のカナダ戦から好調をキープ。

 昨年の世界選手権で初優勝を飾り、国別の世界ランキングで1位の実力を発揮して、表彰台に立った。

 今大会、日本のフェンシングチームは出場した団体戦の4種目すべてでメダルを獲得する旋風を起こした。個人戦の男子エペで加納虹輝(JAL)が手にした金メダルを合わせると、獲得したメダルは過去最多の5個に上った。

=朝日新聞デジタル2024年08月05日掲載

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