フェンシング男子エペ団体で銀 自力出場のパリ、2大会連続の表彰台
パリ・オリンピック(五輪)第8日の2日、フェンシングの男子エペ団体で、日本が銀メダルを獲得した。2021年の東京五輪で日本フェンシング界初の金メダルを獲得した男子エペ団体にとって、2大会連続の表彰台となった。
見延和靖(37)=ネクサス=、山田優(30)=山一商事=、加納虹輝(26)=JAL=の前回優勝メンバーは、全員が個人戦で世界ランキング1位に輝いた実績を持つ。そこに、新たに古俣聖(26)=本間組=が加わった布陣で挑んだ。
初戦でベネズエラに快勝すると、その勢いで勝ち上がった。東京五輪では各国との代表切符争いは勝ち残れず、開催国枠の恩恵にあずかっての出場だった。それだけに、自力で出場権をつかんだパリ五輪で、再び活躍することをメンバーが誓った中でのメダルだった。
=朝日新聞デジタル2024年08月03日掲載