レスリング

特集:パリオリンピック・パラリンピック

須崎優衣は銅メダル レスリング女子50キロ級 1回戦負けから雪辱

女子50キロ級で銅メダルとなった須崎優衣(西岡臣撮影)

 パリ・オリンピック(五輪)第13日の7日、レスリング女子50キロ級の須崎優衣(25)=キッツ=が銅メダルを獲得した。2021年東京五輪の金メダルに続き、2大会連続で表彰台に上がった。

日下尚が金メダル レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級

 千葉県出身。08年の北京五輪で吉田沙保里が金メダルに輝いた姿を見て、五輪での活躍を夢見た。小学生のころから頭角を現し、中学2年で寄宿舎制の英才教育機関JOCエリートアカデミーへ。高校2年で全日本選手権初優勝、高3で世界選手権を制した。東京五輪は決勝までの全4試合を無失点で勝利した。

 14年に国際大会にデビューしてから、24大会連続優勝。海外勢には負け無しの94連勝でパリ五輪を迎えたが、1回戦でインドの選手に敗れ、3位決定戦にまわった。女子6階級のうち、日本女子で唯一の2大会連続出場。

=朝日新聞デジタル2024年08月08日掲載

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