日下尚が金メダル レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級
朝日新聞社
2024/08/08
(最終更新:)
男子グレコローマン77キロ級で優勝した日下尚=2024年8月7日、シャンドマルス・アリーナ、西岡臣撮影
男子グレコローマン77キロ級決勝、相手を攻める日下尚(左)=西岡臣撮影
男子グレコローマン77キロ級、金メダルを獲得した日下尚(上)=西岡臣撮影
男子グレコローマン77キロ級で優勝し、喜ぶ日下尚(左)=西岡臣撮影
男子グレコローマン77キロ級準決勝で相手を攻める日下尚(左)=柴田悠貴撮影
男子グレコローマン77キロ級準決勝に勝ち、決勝進出を決めた日下尚(右)=柴田悠貴撮影
パリ・オリンピック(五輪)第13日の7日、レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚(くさかなお)(23)=三恵海運=が金メダルを獲得した。
香川県出身。3歳からレスリングを始め、中学生時代までは目立った成績はなかったが、高校2年のジュニアの大会で初の全国優勝を経験。強豪の日体大に進み、地道な練習で力を伸ばした。
小学生の頃に習っていた相撲を生かした、足腰を使って前に出るスタイルが持ち味。2023年の世界選手権で銅メダルを手にし、五輪初出場を決めた。
今年4月のアジア選手権で2年連続世界王者を破って優勝。今大会は第1シードとして迎えた。
シドニー五輪のあった00年生まれ。女子マラソン金メダルの高橋尚子さんが名前の由来となっている。
=朝日新聞デジタル2024年08月08日掲載