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特集:パリオリンピック・パラリンピック

ゴールボール男子日本が初の金メダル 延長戦を制す パラリンピック

ゴールボール男子決勝の延長前半、決勝のゴールを決め喜ぶ佐野優人(中央)と日本代表の選手たち(撮影・小玉重隆)

 パリ・パラリンピック第9日は5日、ゴールボール男子の決勝が行われ、日本(世界ランキング6位)がウクライナ(同8位)を延長戦の末に4―3で破り、初の金メダルを獲得した。今大会の団体競技では、車いすラグビーに続き、日本勢二つ目の金メダルとなった。

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 ゴールボールの日本勢は、これまで女子は2012年ロンドン大会で金メダルに輝くなどの実績があった一方、男子は目立った成績を残せていなかった。開催国枠で初出場した前回の東京大会で5位入賞。昨年、英国で開かれた国際大会で優勝するなど近年、力をつけていた。

 今大会は1次リーグを1勝2敗で通過し、しり上がりに調子を上げていった。準々決勝で米国、準決勝で中国を破り、初のメダルを確定。決勝では、1次リーグで負けていたウクライナに雪辱を果たし、頂点に立った。

=朝日新聞デジタル2024年09月06日掲載

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