上地結衣が2冠 車いすテニス女子シングルスも パラリンピック
朝日新聞社
2024/09/07
(最終更新:)
女子シングルス決勝の第2セット、得点し叫ぶ上地結衣=2024年9月6日午後3時2分、ローランギャロス、伊藤進之介撮影
女子シングルス決勝の第1セット、バックハンドを放つ上地結衣=2024年9月6日午後1時52分、ローランギャロス、伊藤進之介撮影
女子シングルス決勝の第1セット、フォアハンドを放つ上地結衣=2024年9月6日午後1時55分、ローランギャロス、伊藤進之介撮影
パリ・パラリンピック第10日の6日、車いすテニスの女子シングルスで上地結衣(30)=三井住友銀行=が金メダルを獲得した。決勝で、前回の東京大会で敗れた第1シード、ディーデ・デフロート(オランダ)を4―6、6―3、6―4で破り、この種目の日本女子として初の頂点に立った。
兵庫県明石市出身。パラリンピックの出場は4回目。女子シングルスでは2016年リオデジャネイロ大会で銅、前回の21年東京大会は銀と一歩ずつ階段を上がっていった。
また、今大会は、田中愛美と組んだ女子ダブルスでも決勝で第1シードのオランダペアを破り、金メダルに輝いた。
同一大会での2冠達成は、男子で金メダル四つを獲得した国枝慎吾も果たせなかった日本勢初の偉業となった。
=朝日新聞デジタル2024年09月06日掲載