サッカー

サッカー インカレ出場権ゲットへ、法政ゴールショー

先制ゴールを含む2得点と活躍のMF橋本

関東大学リーグ戦1部第18節

10月27日@山梨中銀スタジアム
法政大(勝ち点28)5-0東京国際大(15)

前節に痛い6敗目を喫し、目標を『インカレ出場』に下方修正せざるを得なくなった法大。もう取りこぼしは許されない。東京国際大との一戦には「守護神」GK吉田舜(4年、前橋育英)がスタメンに復帰したほか、DF関口正大(2年、新潟明訓)、DF蓑田広大(1年、青森山田)、MF長谷川元希(2年、大宮アルディージャユース)、FW松澤彰(3年浦和レッズユース)らが久々の先発入りを果たした。

押し気味に入った法大が13分にMF橋本陸(3年、西武台)のゴールで先制。21分にはクロスからのルーズボールを拾った関口がグラウンダーのミドルシュートでゴールネットを揺らした。 その後も徹底したチェイシングからショートカウンターでたびたびゴールに迫る法大。守っては吉田の的確な指示やカバーリング、前からのプレッシングでピンチの芽を摘んだ。 45分には右の深い位置に侵入した長谷川の折り返しに松澤が詰め、3点目。大量リードで試合を折り返した。

迎えた後半序盤はやや相手にボールを持たれる時間が続くも、球際の競り合いで勝る法大は、相手にチャンスらしいチャンスさえ作らせない。
ダブルボランチのMF末木裕也(3年、ヴァンフォーレ甲府U-18)、長谷川のコンビを起点に追加点のチャンスをうかがう法大。59分だった。橋本とのコンビネーションで右サイドを突破したMF森俊貴(3年、栃木SCユース)がグラウンダーのクロスを送ると、橋本が左足を一閃。右サイドの突破から再三チャンスメイクをしていた橋本のこの日2点目となった。攻守両面において手を緩めない法大は78分、長谷川のゴールで圧巻のゴールショーを締めくくった。

5得点もさることながら、相手に2本のシュートしか打たせなかった守備陣も大いに勝利に貢献したと言える。37分には守備の要でもあるDF森岡陸(2年、ジュビロ磐田ユース)が負傷退場するアクシデントもあったが、「組織で守るということは、ミーティングでも話してましたから」と長山一也監督。森岡に代わって入ったDF鳥居俊(2年、東京ヴェルディユース)については「最初は硬かったけど、スムーズには入れてました」と評した。

厳しい戦いは続くが、共通認識でもある「粘り強い」守備と、さらに厚みを増した攻撃陣でインカレ出場権を手繰り寄せたい。

5得点での快勝を喜ぶ法大の選手たち

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