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アメフト 法大、優勝の希望残す2試合連続完封

QB勝本がオプションプレーでTDに貢献

関東学生リーグ1部TOP8第6節

11月11日@横浜スタジアム
法大(4勝1敗) 23-0 立大(2勝3敗)

今シーズン初となる横浜スタジアムでの公式戦。ここ数年は甲子園への夢が潰えた地でもある。立大に負けると早大の優勝が決まる大事な一戦。法大は立大に完封勝利し、希望をつないだ。

「ダイハードディフェンス」を具現化

法大オフェンスで始まった第1Q。ルーキーの小田賀優介(法政二)を司令塔に置き、アウトサイドゾーンを中心とした攻めを見せるも、敵陣に入るかという位置で小田賀が投じた浮き球を立大がインターセプトで攻守交代に。しかし、DL山下泰輝(4年、法政二)や吉田郁(4年、法政二)のロスタックルの活躍により、立大オフェンスをシャットアウト。小田賀に変わり勝本将馬(3年、法政二)を投入すると、お家芸のオプションプレーで立大ディフェンスを翻弄した。中央付近のランをチョイスすると、ボールを受けたRB阿部快斗(2年、横浜立野)とRB岩田和樹(3年、法政二)が密集地を縦横無尽に駆け抜け、TDに貢献。前節の勢いそのまま、第1Qに先制した。

第2Q始めのキックカバーで10yd位置からのディフェンスとなった法大だが、立大のエースRBに中央を突破され、ロングゲインを許す。その直後にロングパスを通され、立大が勢いづくも法大は粘りのディフェンスを見せ、第4ダウン残り2ydでのパワーランを押し勝ち、主導権を渡さない。その後もCB小平泰雅(3年、神奈川・岸根)のインターセプトにより、敵陣で攻撃権を得た法大は着実にFGを決め、10-0と点差を広げて試合を折り返した。

第3Q始め、リードブロッカーを効果的に使い、立大はエースRBを引き立たせた。しかし、今シーズンの法大DLはひときわ輝いていた。ランストップに貢献すると、さらには敵QBに激しいパスラッシュをかけ、プレッシャーを与えた。QBが投げ捨てたボールを主将のLB寺林翼(4年、明治学院)がインターセプトし、いい位置で攻撃権を獲得。その後はFGにとどまるも、第2Qに引き続きディフェンス陣の活躍により点差を広げた。

相手QBに襲いかかる法大DL陣

対するオフェンス陣は第1QのTD以後、勝本のオプションプレーが立大にアジャストされ、TDに結びつかない。第3Q終盤には攻撃の流れを変えるべく、もはやお馴染みとなったエースWR高津佐隼矢(4年、法政二)がQBとして出場。QBドローやパスを決め、敵陣に攻め込む。

第3QのQB高津佐の進撃はTDには及ばず、第4QはじめにFGに終わるも、16-0と2ポゼッション差をつけた。その後もパントカバーでは敵陣深くに蹴り込んで立大を苦しめ、ディフェンスではDB吉井勇輔(2年、日大鶴ケ丘)のインターセプトにより、敵の反撃の芽を摘み取った。その直後、TDを決めている岩田が中央を走り込みロングゲインすると、RB小林篤実(4年、聖徳学園)が敵の開いたギャップを突いてエンドゾーンに駆け込み、第4Q終了間際にTDを決めて試合終了。2試合連続となる完封勝利を果たした。

今シーズンの法大は、試合を通して粘りのディフェンスが印象的だった。チームが掲げる「ダイハードディフェンス」を具現化しつつある。またスペシャルチームの完成度も高まってきている。対してオフェンスは、FGにとどまる機会が多く、押し上げる力が物足りないようにも思われる。天王山となる早大戦ではそれぞれがどこまで通用するか。得失点差により1位が決定する可能性もある早大戦に競り勝つためにも法大攻撃陣に火がつくことを期待したい。

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