バレー

立命バレーが白星発進、甲南に昨春初戦のリベンジ

立命館は井上のスパイクが決まり、第1セットを先取した(撮影・森日向子)

関西大学リーグ1部 第1週

4月7日@近畿大学記念会館
立命館大 3-1 甲南大

立命館大学バレー部の新しい戦いが始まった。昨秋のリーグ戦は7位と苦しんだが、新チームで上位を狙う。

サーブで崩され、第2セットを失う

開幕戦の相手は甲南大学。奇しくも昨春のリーグ開幕戦でも対戦し、敗れている。リベンジマッチとなった。井山創太(3年、安来)や銭谷一(4年、神辺旭)を軸に、高い攻撃力を誇る相手を3-1で下し、立命は白星スタートを切った。

第1セットの立命館は序盤から流れをつかみ、最後は井上大地(2年、市立尼崎)のスパイクが決まって25-18 で先取。しかし、第2セットは流れに乗りきれなかった。相手にブロックポイントやサービスエースを許し、24-26で奪われてしまった。

3回生の野口が悪い流れを変えた

第3セット。悪い流れを断ち切ったのが、3回生の野口欣大(よしひろ、市立尼崎)だ。野口はサイドからの鋭いスパイクで5連続得点。立命館が25-17で第3セットを奪い、迎えた第4セットは主将の東城康治(4年、清風)が「正直、落とすと思った」と振り返る接戦に。11-15となったところで、立命館が先にタイムアウトを要求。これで流れが変わり、23-23と追いついた。すると立命館の勢いはさらに加速。デュースに持ち込まれたが、またも野口のスパイクが試合を決めた。

鋭いスパイクを決めた野口(撮影・森日向子)

幸先のいいスタートを切った立命館。主将の東城は「タイトルを狙えるチームだからこそのプレッシャーを感じる」と言ったが、この勢いのまま春季リーグを戦い抜いてほしい。

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